バンコクのチャイナタウン滞在2日目は、周辺の寺院巡りをすることにしました。
チャイナタウンの北にある、ワット・サケートというお寺は、プーカオトーン(黄金の山)という景色がきれいな場所ということで、昼食後にバイタクに乗って行ってみました。
グラブで呼んだバイクでお寺に着くと、大きな境内に本堂が建っていましたが、景色がきれいという雰囲気ではありませんでした。
とりあえず、本堂にお参りしてさらに奥の方に進んでいくと、ランタンの飾り付けがしてあり、観光客がたくさんいました。
どうやら、裏口の方から入ってしまったようです。
お寺の奥には小高い丘があり、その上が観光スポットになっている「プーカオトーン」(黄金の山)のようでした。
お祭りが近いのか、参道はきれいに飾り付けられていました。
丘の下側を回ると、プーカオトンの入り口があり、入場料は100バーツでした。
丘の上までは、300段以上ある階段を上って行きます。
途中、滝や錦鯉がいる池などがあり、水が流れているので涼しくて気持ちが良かったです。
それほど高い感じはしない丘でしたが、周りが平坦な地形なので、上に行くと景色がとてもきれいでした。
頂上には寺院の建物があり、そこからさらに屋上に上がると仏塔があります。
ただ、仏塔は修理中で、中には入ることが出来ませんでした。
屋上からは、バンコクの景色が360度見渡すことが出来ました。
風が吹いていて、とても涼しかったので、しばらく上で休憩しました。
その後下山して、途中にある大仏などを見学しました。
参道にあるカフェでお茶を飲んでいると、ポツポツと雨が降り出し、その後激しい土砂降りになってしまいました。
風も強く、とても外歩きは出来ないので、30分ほどカフェで休憩。
しばらくすると、嘘のように雨が上がりました。
その後、ワット・サケートから少し西の方にある、ワット・ラーチャナッダラームという、もう一つの景色が良いお寺に歩いて向かいました。
途中、マハーカーン砦という古い城塞を見学。
この辺りは、だいぶ前に船に乗って通りかかったことがあったのを思い出しました。
10分ほど歩くと、ラーマ3世像の広場があり、その南側にワット・ラーチャナッダラームが見えてきました。
このお寺にある、小さな仏塔がたくさん積み上がったような形をしている建物は、ロハプラサートという名前で、別名「鉄の城」と呼ばれているそうです。
今では屋根が金色に塗られていますが、鋼鉄製でもともとは黒い色だったそうです。
高さが36メートルもあり、上からは周りの景色を眺めることが出来るということで、見学することにしました。
拝観料は20バーツで、建物の中に入ると、1階部分がお寺の歴史を紹介する博物館のようになっていました。
中央部分に螺旋階段があり、上に登っていきます。
全部で5階建てくらいになっていて、それぞれの階に回廊があり、仏像や瞑想する台座のようなものがありました。
最上部に上ると、周囲の景色を360度眺めることが出来ます。
周囲には古いお寺や、政府関係の建物がたくさんありますが、高い建物があまり無いので、バンコク市内を遠くまで見渡せました。
雨上がりの夕方だったので、景色がとてもきれいでした。
その他にも、いくつか見たいお寺などがありましたが、大体のお寺が拝観時間が17時までになっているので、この日はホテルへ帰ることに。
グラブでバイクを呼ぼうとしましたが、ラッシュアワーのためつかまらず、ホテルまでぶらぶらと歩いて帰りました。