バルブステムシールを交換する際にはロッカーアームごとカムベアリングユニットを取り外します。
なにごともなければカムベアリングユニットはそのまま取り付け直せばいいのですが、せっかくなので分解して清掃することにしました。
取り外したカムベアリングユニットの全景です。
灯油のお風呂に入れ、汚れたオイルを洗い流しただけでこれくらい綺麗になりました。スラッジやオイルの焼き付きもなく、綺麗な状態と言えるんじゃないでしょうか。
ユニットは13mmのボルトでヘッドに取り付けられています。そのうちの2本がロッカーアームのシャフトの切り欠きに嵌り、シャフトが抜けないようになっています。
シャフトにはネジ穴が切ってあって、マニュアルには「M8のボルトをねじ込んで引き抜く」とありますが、M6のようです。
シャフトを引き抜くとロッカーアームはコロンと外れます。ロッカーアームはカムとの当たりが重要ですので、左右(インとアウト)が絶対に入れ替わらないように気をつけます。
ユニット側のロッカーアームの陰になるところに「3」の刻印が見えますが、これはシリンダの番号です。
外したロッカーアームです。
バルブリフターの頭が見えています。
ラッシュアジャスターを外して内部を洗うだけならロッカーアームを外す必要はありません。
ここからが本題です。
ラッシュアジャスターをロッカーアームから抜き取ります。
ヘインズには「アルミか真鍮の棒で押し出す」という記述と分解図しかありません。
実物をよく観察するとお尻の方にスナップリングが嵌っています。これを外すに違いないと思い込み、いろいろトライしてみましたが外せそうにありません。
ネットでいろいろ探したところ、このようなマニュアルを見つけることができました。
これはロッカーアームを外さずに作業しています。
押し出されたバルブリフターはこちら。

灯油のお風呂に入れ、汚れたオイルを洗い流しただけでこれくらい綺麗になりました。スラッジやオイルの焼き付きもなく、綺麗な状態と言えるんじゃないでしょうか。

ユニットは13mmのボルトでヘッドに取り付けられています。そのうちの2本がロッカーアームのシャフトの切り欠きに嵌り、シャフトが抜けないようになっています。

シャフトにはネジ穴が切ってあって、マニュアルには「M8のボルトをねじ込んで引き抜く」とありますが、M6のようです。
シャフトを引き抜くとロッカーアームはコロンと外れます。ロッカーアームはカムとの当たりが重要ですので、左右(インとアウト)が絶対に入れ替わらないように気をつけます。

ユニット側のロッカーアームの陰になるところに「3」の刻印が見えますが、これはシリンダの番号です。
外したロッカーアームです。
バルブリフターの頭が見えています。

ラッシュアジャスターを外して内部を洗うだけならロッカーアームを外す必要はありません。
ここからが本題です。
ラッシュアジャスターをロッカーアームから抜き取ります。
ヘインズには「アルミか真鍮の棒で押し出す」という記述と分解図しかありません。

実物をよく観察するとお尻の方にスナップリングが嵌っています。これを外すに違いないと思い込み、いろいろトライしてみましたが外せそうにありません。
ネットでいろいろ探したところ、このようなマニュアルを見つけることができました。

これはロッカーアームを外さずに作業しています。
なんだ、お尻の方から押せばいいのか…ということで、ソケットを当ててクランプを使って押し出したところ無事に外れました。


押し出されたバルブリフターはこちら。

簡単に外す方法はないかとあれこれトライしたところ、ソケットを当ててドライバーの柄などでコンコンと軽く叩き出すのが一番楽でした。
お尻側に棒を当てて手のひらで力任せにガンっと押したらバルブリフターのフチがめくれて壊れてしまいました。幸いなことにまだ純正品の新品のバルブリフターが供給されていましたので事なきを得ましたが焦りました。
バルブリフターが外れると中から汚いオイルが流れ出てきます。
細いピンでボールバルブを押すとバルブが開きますので、灯油に漬けてピンで押したり戻したりを繰り返して内部を洗います。
ピンはたまたま工具箱にあった細いHEXレンチを使いました。
十分綺麗になったら内部に新しいエンジンオイルを満たし、ピンで押したり戻したりを繰り返して内部のエアを出し切ります。エアが噛んでいると油圧がかからなくなってバルブリフターの役割を果たさなくなるので慎重にやりましょう。
エア抜きできたらワッシャー、バルブリフターの順でロッカーアームに戻します。
ワッシャーには表裏があります。刻みが入っているのが内側(バルブリフター側)ですので間違えないように。
また、バルブリフターには新しいオイルをスリきりいっぱいまで入れておきます。
細いピンでボールバルブを押すとバルブが開きますので、灯油に漬けてピンで押したり戻したりを繰り返して内部を洗います。
ピンはたまたま工具箱にあった細いHEXレンチを使いました。

十分綺麗になったら内部に新しいエンジンオイルを満たし、ピンで押したり戻したりを繰り返して内部のエアを出し切ります。エアが噛んでいると油圧がかからなくなってバルブリフターの役割を果たさなくなるので慎重にやりましょう。
エア抜きできたらワッシャー、バルブリフターの順でロッカーアームに戻します。
ワッシャーには表裏があります。刻みが入っているのが内側(バルブリフター側)ですので間違えないように。


また、バルブリフターには新しいオイルをスリきりいっぱいまで入れておきます。
バルブリフターを奥まで押し込んだら、外した時と逆の手順でカムベアリングユニットに組み付けます。
バルブリフター(ラッシュアジャスター)は必ず清掃しなければならないものではなく、ヘッドOHをする人でも手をつけない事もあるようです。
せっかくヘッドカバーを開けたからついでにやってみたのですが、完全に自己満足のレベルです。それなのにバルブリフターを1個壊してしまい、一時はどうなる事かと思いました。
しかし、全部のバルブリフターを洗浄して新しいオイルを入れて組み上げたところ、以前よりヘッド周りのメカニカルノイズが小さくなったように感じましたので、それなりに効果はあったようです。