秘書と社長 3899 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆








目標、残り100話



















ラッパが楽しくて1つ1つに頭突っ込んで遊んでた

ちゃんと俺に付き合ってくれる翔ちゃんをチラ見しながら

そしたら見覚えのある顔が翔ちゃんやニノちゃん、おーちゃんの向こう側に見えて一瞬フリーズ

だって蘭と目が合った

その蘭の隣りにはさくらもいる


ニノちゃんを振り向かせちゃダメ

ニノちゃんは今、何とも思ってなくても顔を合わせたい人物か?

と言われたらきっとニノちゃんの答えは『NO』だってあんな別れ方して何も感じ無いなんて事ないでしょ?

それに何て声掛けるのよ?

『久しぶり』とか?

イヤイヤ絶対無理

俺、無理だもん

ニノちゃんは優しいからさくらに合わせてしまうでしょ?

またニノちゃんが辛くなる

今はおーちゃんがいるけど、ニノちゃんが辛いのはもう見たくないからね





「ニノちゃん、肩貸して~」




ニノちゃんが『もう、何やってんの?』って笑いながら近づいてきて肩を貸してくれたからそのまま前へ進んでデパートへ向かって歩く

こんな風にニノちゃん呼んだらいつもは何か言うおーちゃんだけど何も言わずにニノちゃんを俺に託してくれてる

おーちゃんってねぽやぽやしてるの普段

仕事の時は凄いけど

その分普段省エネだし、ニノちゃんガードしてる時もぽやぽやして見えるけどアンテナだけは高感度

カンも鋭いからニノちゃんのピンチに間一髪間に合うとか何度もある

だから、俺がニノちゃん呼び寄せたのも何か感じてる

きっと翔ちゃんも何か感じてるはず

そんな2人

きっと蘭たちにオーラ全開で牽制してるはず


………かっこいいと思うけど

翔ちゃんもおーちゃんも

惚れないでね(笑)

俺とニノちゃんの大事なパートナーだから♡









「相葉さん」


「何?」


「ふふっ。ありがと」


「何のこと?」


「ううん。ねぇ、少し離れたところにもう1つデパートあったよね?そっち行ってみる?近江町市場の前にあったでしょ?近江町市場も寄れるし」


「いいね!そうしよう。バス?タクシー?」


「タクシーにする?」


「そうしよっか?翔ちゃーん、おーちゃーん」




後ろを振り向いて2人を呼ぶ隣りのニノちゃんも後ろを振り向いた




「ニノちゃん、振り向いちゃダメじゃん」


「大丈夫。智しか見てないから」


「きゃ♡」


「内緒ね(笑)」


「言ってあげたらおーちゃん喜ぶのにぃ」


「喜ばせすぎたら大変なの」


「…………それはある」











相葉先輩が私たちの前にいた2人を呼んだ

相葉先輩と隣りの和也も振り向く

もちろん私たちを見てないからこちらに視線はあってもこちらを見てないことが分かる



私たちの前の2人に向けた和也の顔を見て思う





「逃した魚は大きいって言うのわかるわ。私って見る目なかったなぁ」


「ふふっ。久しぶりに見たら何でもよく見える。いい女になろうね、さくら」


「うん。蘭ありがと」


「いいえ。さぁ、どうする?」


「ねぇ、前の神社でお守り買ってこよ?」


「いいね!恋愛成就のお守りにする!」