秘書と社長 3891 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆























バスが最寄りのバス停にとまる

ちょっと戻って横断歩道を渡ることになった

まぁ、地元の人なら一番いい場所で降りるんだろうけどこればっかりは仕方ない

案外ここが一番ベストかもしれないしね


観光客と思われる人たちが俺たちと一緒にバスを降りた

ぞろぞろと交差点まで団体行動

向かい側へ渡るからさっきタクシーに乗った方の信号が変わるのを待つ


全ての歩行者信号が青に変わり皆んなが一斉に歩きだした

俺たちもその波にのって美術館へ






「なんだこれ?めちゃくちゃ面白そうじゃん」


「でしょ?」


「翔ちゃん、あの子たち何してんの?」


「あれはさ、あの子たちが耳に当ててるラッパみたいなやつ何本もあるだろ?それは地下でたくさんの中の1本と繋がってるからそれを探してるんだと思う」


「でも、あの2人ずっとお互い探しあってるから出会うの難しくない?」


「どっちかが動かない方が見つかりやすそうだけどね」


「隣り合ってるからって繋がってないんだね」


「後でやってみようぜぇ」


「やる!やる!」




智がワクワクしてる

相葉さんもノリノリだし





「とりあえず中に入ろう」





中へ入りチケットを購入

中にプールがあるらしくそこに入るには追加料金が必要だったけどせっかくだから追加料金を払って全部堪能することにした





「ゆっくり見ていこうか」


「りょうかーい」




道を歩く感じではなく

なんとなく2組に分かれて展示スペースや展示室をまわる

もちろん次のエリアへ移動する時は4人一緒に移動





途中、展示室と展示室をつなぐ廊下のような場所に並ぶ椅子がたくさん並べられてた

ちょうどカップルがその椅子から立ち上がり向こうへ歩いて行く




「へぇ。これは座っていい作品みたいだね」


「作品なの?」


「そう。せっかくだし座っとこ」




そう言って翔さんが座ったので4人で並んで座る

目の前の景色もまぁまぁいい感じに思えるのは美術館で体験中だからか?





「この景色込みなのかな?」





思わず漏れたひとり言的感想




「そうかもな」




そんな呟きも逃さず聞いてくれる智




「面白いね」


「うん」







穏やかな時間が流れて程よい疲れもあってこの椅子から立ち上がるのは覚悟が必要かも(笑)