秘書と社長 3856 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆
























速度が少しずつ遅くなって駅のホームに滑り込む

到着する少し前に座席を立てば他の数人も同じ駅で降りるらしく立ち上がってた

翔さん、相葉さん、俺、一番後ろに智

新幹線が完全に止まりゾロゾロと歩き出す






ホームへ降り立ち外の空気を吸った

少し肌寒い気もするけど耐えられる範囲

もう少し時間が経てば日も高くなって暖かくなるだろう





「荷物、持って観光ってのも大変だから宿に預けちゃう?」


「宿は遠いんだよね」


「じゃ、仕方ないね。持って歩こう」





4人共に荷物が少なくて良かった





「バスもいいけど混んでるな。タクシーにしよう」




翔さんに完全お任せなので俺と智は後ろからついて行くだけ(笑)

そしてタクシーはやっぱり真ん中な俺

まぁ、いいんだけどね





タクシーを降りて少し歩く

テレビで見た事のある風景が目の前に

町屋のたたづまいを見て落ち着くって俺も大人になったんだな




「ニノちゃん、金箔のソフトクリーム食べよ」


「何それ」


「プリンのお店もあるんだよ」


「デザートばっかじゃん(笑)」


「おーちゃん、プリン食べたい?」


「食べたい♪」


「プリンは決まり~」





ぶらぶらと街中を歩く

着物着てる人もいるんだ

夏になればもっとたくさんの人が浴衣とか着るのかな?

智って浴衣も似合うんだよねぇ

夏に来たら………

いや、ダメだ

浴衣の智は色気マシマシなんだった

絶対ダメ!




「カズ?」


「えっ?」


「どうした?」


「何が?」


「ダメって言ってたぞ」


「いや、何でもない」


「大丈夫?」


「大丈夫」






相葉さんお目当ての金箔ソフトクリーム

ただのソフトクリームに金箔貼り付けてあるんだけどこれはこれで映えってやつなんだろうな

おじさん4人には映えはあまり関係ないけど(笑)





「金箔の味は分かんないけど、ソフトクリームが美味しいわ」


「うん。分かる」


「でも、ここ来たら買っちゃうよね」


「せっかくだもん」





でも贅沢なソフトクリーム

ここだから食べたくなるんだよね






来たことない街をのんびり歩く

そんな時間が贅沢




それにしても男おじさん4人は目立つかも