My Pet 3-27 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆























智くんがお風呂に入って和也にLINEを送る



『智くんお風呂中。出たら連絡します』


『ありがとう』



そのLINEを送って10分、智くんがお風呂から出てきたので和也にひと言『出たよ』と送った





「智くん、ここ座って。髪の毛乾かそう」


「はぁい」



バスタオルに巻かれた髪の毛バスタオルの下はびしょびしょ(笑)




「少し拭くからね」


「お姉ちゃんがやってくれるのぉ?」


「そうよ~」


「お願いしまぁす」


「はーい」




バスタオルで水分を取ってからドライヤーをかける




「お姉ちゃんの手、カズの手みたぁい」


「ん?」


「あのねぇ、お姉ちゃんの手、カズに似てるよ。ふわふわってしてくれてるから僕分かる」




♪♪♪~♪




智くんの目の前に置かれたスマホが鳴る




「カズだ♡ 出てもいい?」


「もちろん。いいよ。ドライヤーお休みしようね」




結構乾いたから風邪ひいたりはしないでしょ




「もしもーし。カズぅ♪」





電話で話してる智くんの顔がニコニコで

あぁ、本当に和也のこと大好きなんだなって

そして見えないけどきっと和也も同じ顔してるんだろう




「カズ、知ってたぁ?お姉ちゃんの手はカズの手と同じなんだよ」


「そう。髪の毛ドライヤーしてもらってたの。そはさたらカズの手と似てるから僕、とっても嬉しかったんだぁ」


「えっ?そうなの?お姉ちゃんがカズに似たんじゃないの?カズがお姉ちゃんに似たんだ」




姉弟だからね(笑)

15分ほど話して電話をきった智くん

もっと長電話するかと思ったけど想像より短い




「電話終わったの?」


「うん。ドライヤーの続きお願いしまぁす」





いつもは前髪が上がってるけど寝る前なので前髪も下りたふわふわが完成♪

幼さに拍車がかかってる

でも、可愛いからヨシ!




「はい、おしまい」


「お姉ちゃん、ありがとう」




振り向いた智くんから私の手を握る




「ん?どうしたの?」


「お姉ちゃん、ふわふわの可愛い手でありがとう」



ん?

どう言うこと?




「カズの手はお姉ちゃんに似たんだって。カズが言ってた。僕、カズのふわふわの可愛い手が大好きなの。だからお姉ちゃんがカズと同じ手でよかったんだよ。大きな手じゃなくてよかった♡」




ふふっ

親からの遺伝だから私が和也の手を左右した訳じゃないけど

智くんが安心できる手がこの世の中にもう一つあるってことね

それが私にくっついてる

私も少しは智くんを安心させてあげられるなら少しコンプレックスだったこの手も悪くないね