秘書と社長 3326 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪
☆閲覧注意☆



















「疲れた………」



ぐったりと帰ってきた智はソファに腰を下ろし伸びをする



「お疲れ様」

「うん。ごめん、カズ。コーヒー入れて」

「うん。待ってて」




今日の午後から会社は年末年始の休みに入る
智は各部署をまわって『お疲れ様』を言うのを決め事としてるから社長室を出たんだけど
智と話をしたい人が多いからいつも予定より1時間は遅くなってしまってる



「はい。ちょっとミルク多めね」

「カズ♡」




各部署での話を聞きながら大掃除とまではいかないけど簡単に社長室を綺麗にして俺の仕事も終わった




「あっ!山田がカズに『プレゼン成功しました』って言ってたぞ」

「あっ、あぁ…………この前ちょっとだけ資料チェックしたから」

「あぁ、それでか」

「うん。もう俺のチェックも要らないくらいなんだけどね。安心すんのかな?」

「いいじゃん。カズの手が空いてるなら」

「うん。そうだね」







最後に智の使ったコーヒーカップを本人が洗いに行って俺たちの仕事も終わった




「さぁ!温泉♪♪新幹線の時間あることだし、もう行こうぜぇ」




社長室で着替え脱いだスーツは近所のクリーニング屋へ預けた





「んふふ。温泉♡」




さっきまでは社員に慕われるカッコイイ上司だったんだけどな(笑)
今はニヤニヤとだらしない顔なんだよなぁ



佐藤さんに東京駅まで送ってもらう



「楽しんで1年の疲れを取ってきてください。決して無茶はしませんように!」

「危ないことなんかしねぇよ」

「無茶は和也さんに対してですよ」

「無茶してるつもりはないんだけどなぁ」



だろうね(笑)
躊躇しないもん



「でも、気をつけないとダメです!」

「へーーい」




ふふっ
年末のキワのキワまで佐藤さんに注意されてる(笑)