☆閲覧注意☆
「カズ〜♪♪」
ご機嫌で俺の首筋に吸い付く智
「やめっ!」
「嫉妬した?」
「してない!」
「ふふっ。いいけど♡」
智に促され寝室へ連れて行かれる
いや、今からメシじゃん?
トンと軽く押されベッドにカラダが沈んだ
「メシは?」
「食うよ。もうすぐ運んでくるだろうし」
じゃ、今のこのシュチュエーションダメだろ
「カズの元カノ面白い女だな」
「面白い?」
「貪欲じゃん」
「年齢もあるんだろ?焦り始める歳なんじゃねぇの?」
「ふーん。そんなもんか?それにしても美羽の方が性格良くみえるなんて本当に凄いわ」
「美羽ちゃんは性格悪くないよ」
「あいつ魔女じゃん」
「智にだけね(笑)」
俺の髪を優しく撫でながら優しく笑う
「元カノの友達はマトモそうだったし安心したろ?」
「心配した訳じゃないけど、『こいつ大丈夫か?』とは思ったから……けど、一緒にいた子がちゃんともの言える子で良かったなって」
「うん。カズは優しいから関わった人間を簡単に切り捨てて終わりには出来ないって思った」
別に心揺れたり
心配だから一緒にいようとか思わないけど
どんなに最低だなって思っても
だからって不幸を望んでる訳じゃない
そんな俺のことまでお見通しなんだな
「もう、元カノは終わり。ちゃんと俺見て♡」
「見てるよ」
智の顔がゆっくり近づく
目を閉じ智の唇が触れるのを待つ……
「失礼します。お食事お持ちしました」
(・д・)チッ
( ー̀дー́ )チッ!
顔を見合わせて笑った