古本屋さんの彼 142 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

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1階を探してもいない

階段を駆け上がれば智の部屋のドアがきっちり閉まってる

ドクドクと鼓動が煩い

 

 

ドアをノックしてそっと開ければ

 

 

 

 

 

寝てる

そうだよな

そうだよ

何だろ?

智と付き合ってから思考がおかしいんだけど?

愛おしくて失いたくないそれが強すぎて自分が自分じゃない感じがする

 

 

 

新しいベッド、新しいシーツの上で眠る智の髪を撫でる

今まで感じたことの無い思いがこれだけで溢れる

 

 

 

 

んんっ

 

 

 

「智、ただいま」

 

「んっーーーーー。カズおかえりなさぁい」

 

 

 

俺に向かって手を伸ばした智の手を取り甲にちゅ♡っとキスをすれば

 

 

 

んーーーー♡

 

 

唇がキス待ち(笑)

 

 

ちゅ♡

 

 

「ただいま」

 

「おかえりなさぁい。気持ちよくって寝ちゃった」

 

「返事か無いから心配した」

 

「んふふ。ごめんね」

 

「もういいよ。お腹空いてない?」

 

「空いたぁ。でも何も準備してないや」

 

「豆腐屋のおばちゃんが油揚げくれた」

 

「本当?あの美味しいやつ♪」

 

「炙って、ネギと、大根おろし乗せようか?」

 

「うん。カズ手伝って」

 

「もちろん。着替えたら行くよ」

 

「じゃ、俺は先に行ってるね」

 

 

 

2人で智の部屋を出ては俺は俺の部屋へ入ろうと方向を変えれば智にクッと腕を引かれる

 

 

 

「ん?」

 

「カズ」

 

 

ちゅ♡

 

 

「ふふっ、どうしたの?」

 

「ん?『おかえりなさい』のちゅー♡がしたくなったの」

 

「あんまりするとご飯準備出来なくなるよ?」

 

 

 

そう言って智の服の裾から手を入れれば

智の手も俺のスーツのボタンを外す

 

 

 

「ご飯いいの?」

 

「食べるよ」

 

 

 

ネクタイに手をかけた智

 

 

「今日はモテてない?」

 

「ふふっ。いつもモテてないよ」

 

「こんなカッコイイのにカズの周りの人は見る目が無いね。でも、モテたら困るから見る目が無いままでいいけど♪」

 

 

 

シュルッと抜かれたネクタイを俺に渡し

 

 

 

「早く来てね?」

 

 

 

そう言って階段を降りて行く

 

 

 

外へ出て行く俺を待つ間

智も心配だったりするってことか

ちゃんと大丈夫って伝えなきゃな

 

 

素早く着替えて綺麗な歌声が聞こえるキッチンへ入った