Super Brad Wolf Moon | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪
☆閲覧注意☆





また明日ね💙💛















「でけぇ月………」



思わず漏れた声はただの独り言で答えが欲しかったわけじゃないけど


「あぁ、今日はスーパーブラッドウルフムーンなんだって」

「えっ?」

「あの月はスーパーブラッドウルフムーン」

「凄ぇ名前付いてんだな(笑)」

「月が一番地球に近くて皆既月食で紅く見えて1月の最初の満月」

「月が近い?」

「そう、地球に一番近づいてる日」

「ねぇ、行き先変えていい?」







♪♪♪〜♪



『はい』

「俺」

『どうぞ』






「ねぇ合鍵。使えばいいじゃない」

「今日は来るって言ってなかったし」

「まぁ、いいけど。どうしたの?」


背中を向けてリビングに先に向かう恋人を背中から抱きしめた


「何?」

「んー」

「飲む?」

「うん」


簡単なツマミとラグの上に座る恋人とソファの間に座ってひと口ビールを飲む


「飲みにくいでしょ?」

「ここでいい」


背中にピッタリとくっついて前に伸ばした左腕で抱きしめる


「どうしたのよ(笑)」

「月見た?」

「月?」

「うん。今日の月」

「いや、まだ何?見た方がいい?」

「ダメ」

「本当に何なの(笑)?」

「今日は月が一番地球に近いんだって」

「それで?」

「ニノが月に連れ戻される!」

「はっ?」

「だって肌の色まっちろだし、お前年取らねぇーじゃん。月から来たんだろ?」

「何言ってんの(笑)」

「月から使いの奴が来ちゃうから今日は月見んなよ!?」

「分かった(笑)月は見ないけどさ俺は輝夜姫じゃないよ?」

「……………………」

「もしそれに輝夜姫だったとしても月には帰らないよ?大事な恋人置いて帰れないじゃん。物語の輝夜姫は月に帰るために申し出をことわったんでしょ?」

「智と付き合ったってことは俺は月に帰ることをやめたんだよ。だから誰が迎えに来ても智を置いて何処にも行かない」

「絶対?」

「絶対!ねぇ、知ってる?今日来てキスもしてないんだけど?」

「こっち向いて」


腕の力を緩めればニノが俺の足に乗って頬を優しく挟む


「そんなに俺が好き?」

「う……ん」


俺の返事を待たずに唇が触れ合い舌が絡まる



「俺も好き。何処にも行かないよ」

「うん」


















おしまい
21日はSuper Brad Wolf Moonでしたね
昨日1日遅れで見た月を思い出して💙💛

寝てなかったよ(笑)