☆閲覧注意☆
地元の駅から2人で暮らす駅まで移動する
カズが来るのは2度目で今日はもう陽が翳り始めてるからちょっと違う雰囲気に見えてるかも
「カズ、ここは商店街が続いてるから、この道から帰っておいで」
「うん」
「途中で夜ご飯買って帰ろうか?」
「うん」
『うん』しか言わないカズ
少し緊張してる?
2人で仲良く暮らしていこうね
適当にお惣菜を買って朝ご飯用のパンも買ってマンションに帰る
駅から遠くないマンション、外は古いけど中はリフォームされてて綺麗
父さんが2人で住むならってマンションを借りてくれて狭いけどエレベーターもついてる
「さぁ、カズ鍵開けて」
カズの手の中の袋を取り上げ鍵を渡せばカズが初めて俺たちの家の鍵を開けた
「ただいま」
カズの声に応えるように
「おかえり。ただいま」
「ふふっ、おかえり智」
「一応、カズの部屋は作ってあるけ……んっ」
ちゅ♡
「おかえりのキスが先」
また少し大人の顔をした