カレーパン(甘口)⑥ | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪
☆閲覧注意☆
















甘々な休みも終わってバンを焼くために早い時間に智の家を出る時もちゃんと智はお店まで送ってくれる


何で智といる時間はこんなに早く感じるんだろう?
もっと長く一緒に居たいのになぁ


朝が早くて薄暗い中、2人で手を繋いで歩くのは僕にとって特別な時間
だって誰もいないから2人っきりなんだもん♡


お店まで着くと智は中には入らず僕がバイバイって手を振ると「お昼にまた来るよ」って言ってドアが閉まるまで手を振ってくれる


智は僕がドアに鍵をかけるまでそこに居てくれてガチャって音が聞こえたらまた家に帰って行くの
前に「何で?」って聞いたら「俺が帰ってから誰かが鍵の掛かってないドアから入って来て襲われたらどうするの?」
って言うから「僕、男だよ?」って言っても「関係無い」って言って「潤くんも居るよ?」って言っても「潤くんにもカズにもイヤな思いはして欲しく無いからこれが一番なんだよ」って鍵をかける音を聞いて帰って行くの


過保護だよね!
でも、ちょっと嬉しいんだけど♡


「おはよう、潤くん」
「おはよ…」
寝起きの悪い潤くんのコーヒーを淹れて僕も一緒に朝一に並べるパンを焼く






あれからもちょくちょく見かける女子高校生
カズも楽しそうに話してるのを見た


でも、ある日彼女たちが帰った後のカズの動きが止まってる?
いつもならパンを運んできたトレーとトングを綺麗にして次のお客さんの為に準備するのに全く動かない


作業場の厨房から出て様子を見に行く


「カズ…どーした?」
「ん?あっ、何でもないよ」
「大丈夫か?」
「うん」


何やら思い詰めるカズの姿…
旅行以来の飲み会の今夜聞き出すかな?
あっ、智さんは遅刻だっけ?
だから元気ないのかな?