☆閲覧注意☆
「ねぇ、ねぇ、もう、待てないよ?」
雅紀の言ってることも分かってる
朝食の時間になっても現れる気配の無い2人
仲居さんに確認すれば、後30分後までに朝食バイキング会場に入らないと食べられない
「俺、腹減った〜」
「俺もです…」
はぁ…
今のあの2人の部屋のこと思えば気は重いけど翔くんと斗真に迎えに行かす訳にはいかず
「翔くんと斗真は先に行ってテーブル確保してて、俺と雅紀で2人起こしてくるから」
「ん?俺も?」
「うん、雅紀も」
部屋を出て左右に分かれて俺と雅紀は2人の部屋に向かう
雅紀?警戒心なさすぎじゃね?
格子戸を開け、その奥のドアの前で声をかけるが全くもって起きてる気配なし!!
こんなこともあろうかと昨日夜に部屋の鍵1つ交換しといて良かったよ
鍵を開けながら嫌な予感しかしない俺と違い雅紀は驚かしてやろっ♪
なんて言ってるし
ドアを開け部屋の見ればぐっちゃぐちゃの布団の向こう側がこんもり
「おっはよー!朝だよ〜」
勢いよく布団を剥いだ雅紀の手が一瞬止まりまた布団を掛け俺の方を向き直した顔が真っ赤だし
「2人、裸だった!」
見えてたよ(笑)
「パンツ履いてたからギリOK!」
「雅紀、ポジティブだな(笑)」
布団の上から揺すって2人を起こし
「ちゃんと浴衣着るか着替えて朝食来てよ」
「////早く来ないと食べられないからね!」
真っ赤な顔して丸まったカズの横でニヤリ笑う大野さん
「廊下で待ってるよ」
そう言って雅紀と部屋を出た
「カズのここにキスマークあった♡」
「よく見えたな(笑)」
「くふふっ、洞察力!」
「それを洞察力とは言わねー(笑)」
「潤、カズは幸せ?」
「幸せだよ、絶対!」
パンツしか履いてませんからね!
お部屋編終了です!
長々とお付き合いありがとう♡