生きているいまこそ人生だ。
平均寿命が長くなり八十年というが
みんなに保証されているわけではない。
いつかくる終末までが人生のすべて
人生は結果でなく、その過程にある。
いつからだろうか、日本人の平均寿命は、
世界でも上位を占めるようになった。
人生五十年が八十年、九十年というようになった。
しかし、個々の人間にみんな平均寿命が
保証されているわけではない。
「人間は死を約束された動物だ」といわれる。
どんなに永く生きても、百年たらずの人生だ。
いつか終末の日を迎えることになる。
あることを計画していても、
志半ばにしてその日を迎える。
その人の一生は、そこまでの過程である。
生きているいまこそ、まぎれもない人生なのだ。