☆なぜ”お茶漬けの素”には、あられが入っているの?
市販のお茶漬けの素には、
昔からなぜか決まって小さなあられが入っている。
香ばしさや歯ざわりを、
楽しむためにあるのかもしれないが、
お茶をかけたらすぐにふやけて、
ご飯のなかに埋没してしまい、
あられの存在感はなくなってしまう。
どうして、あられが入っているのだろう?
実をいうとあのあられ、
乾燥剤の役目を果たしているのです。
お茶漬けの素が誕生したのは、昭和20年代後半。
当時、今のように完全密閉の包装ではなく、
乾燥剤もいいものがなかった。
そのころはまだ、
あられの効果は知られておらず、
とりあえず、
香ばしさと歯ざわりのよさを出すためにと、
お茶漬けの素に混ぜられていただけだった。
ところがすぐに、
あられに乾燥剤の役割があるのがわかりました。
いっしょに袋に入っている海苔などの
湿気が吸収され、
あられの入った袋のなかは、
つねにサラサラの乾燥状態だったのだ。
いかにして乾燥状態を保つかで
頭を悩ませていたメーカーにとって、
これは実にラッキーな発見だった。
以来、お茶漬けの素には、
あられがつきものとなるのである。
ちなみに、あられの原料である米にも、
同じ効果がある。
塩の容器に米粒を入れておくと、
湿気で塩が固まることはない。
一度お試しあれ。