こんにちは、光陽です。
昨日、今日との鈴虫寺に行ってきました。
知ってる人は知っていると思います。
ここのお地蔵さまは、わらじを履いておられて、
別名「わらじ地蔵」と呼ばれています。
住所や名前をしっかりお伝えしてお願い事をすると、
わざわざ歩いてやってきて、お願い事を叶えてくれるといいます。
だからわらじをはいていらっしゃるのです。
私は若い頃からこの場所が大好きで、何回も何回もお参りに来ていました。
かれこれ20年以上前から・・になるかな。
ある時は友人と、ある時は母と妹と。
いろんな話をしながら歩いた細道には、たくさんの想い出があります。
今回、何かをお願いしようとして行ったのではなく、
頂いたお守りをお返しする為です。
2枚のお守りの写真がありますが、
一つは私のお願い事。
もう一つは亡き母のおまもり。
遺品を整理した時に、お財布から出てきたこのお守り。
いつか必ず鈴虫寺まで行ってちゃんとお返ししようと思っていました。
考えると、あれから3年以上も経ってしまっていたのですが、
なかなか京都までいく事ができず、昨日やっとその願いをかなえる事が出来ました。
寒い時期とあって、ぞろぞろと並んで待っているお客さんはいなかったものの、
外国人の方も多く、なんだかんだ賑わっていました。
そして、みんな必死にお地蔵様の前で願い事をしていました。
阪急松尾大社駅から徒歩15分くらいでしょうか。
のどかな細い道をゆっくり歩いていくと、茶店が見えてきて、
ここの景色は全く変わらず、その「変わらなさ」にホッとします。
母が何をお守りに込めたかはわかりません。
なんせ、いつから持っていたものなのかも不明だからです。
何年も前に、私と一緒に来たときのものなのか、
母の友人たちと訪れた時に願をかけたのか?
比較的綺麗に保存されていたので、意外に最近なのかな。
その願いも、自分の事なのか、家族の事なのか、
また、その願いが最後に叶ったのかどうかもわかりません。
ただ、このお守りを、しかるべき場所にお返しできたという満足感で、
なんだかホッといたしました。
帰り道で取った写真です。
月読神社の鳥居。
この場所は本当に素敵。
時間の流れが止まるような、ゆっくりとした空間が広がって、
数々の想い出たちに出会える場所。
また来よう。
今度は子供たちを連れて。
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