還暦近いパートタイマー初め 国道の舗道を自転車に乗り 秋風をからだに受け、風を切って走る 見慣れた風景は 軽いめまいでぼけて見え 後ろに消えていく 歳を重ねてから 仕事を始めた 誰かのために働くこと 自分で収入を得ること 不安だけれど いいではないかと 回る地球の小さな敷地の 秋の季節 50センチ平方の小さな場所で ボケる瞳をしずかに輝かせる