色とりどりの街 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
 
街はいろいろ色を変える
 
たんぼと畑と雑木林だった
小さな頃
鶏は庭で飼われていた
牛もブタも近くにいた
リヤカーものんびり歩いていた
 
あるとき
家が建ち始めて
アスファルトにおおわれはじめ
工事の車でおお賑わい
スーパーマーケットがやってきた
車が行きかうようになった
 
楽しい音楽やたくさんの漫画や外国の映画が
人を楽しませていた
レコード屋がやってきた
 
満員電車は
すし詰めになった。
本屋がたくさん出来た。
 
たくさんの喫茶店
地下街のにぎわい
ブランドのマークせいぞろい
 
街はにぎやか
輝く笑顔がデパートの中にあった
色とりどりに飾られた。
ディスコはおお賑わい。
飛行機で海外に行けるようになった。
 
大きな結婚式場はおお賑わい
シンデレラ花嫁がたくさん。
 
明るくいろどられていたが
だんだん暗くなった。
 
終身雇用制が叩かれ
実力主義が台頭
派遣という雇用ができた
派遣切り色になった。
 
不労者増えて
哀しみ色
 
 
金融ショック
大きな地震
街の色は町金色になった。
 
携帯電話色に支えられて
四苦八苦
苦虫色
21世紀色
 
新型インフルエンザ色は
人のこころを曇らせた。
 
消えるものは消えて
残るものは残った。
 
少し落ち着いたら
就職灘色がやってきた
 
又大きな地震。
 
街は救急車のサイレンが絶えなかった。
歩いている人の数人は杖をついていた。
 
ここ最近3年は
住み替えネットと
デイサービス色
 
街は街は
生きてるひとたちとともに
色を変える。
 
みらいは
何色になるのだろうか?