「…、とある人の買い物での介護の話」
娘と買いものに出かけた 。
卒業した養護学校のお祝いの成人式に来ていく礼服です。
娘は喜んで服を見ることができました。
いざ、レジで買ってサッと帰ろうとしたのですが、
寸法合わせのために試着がいるということ。
母はお店での試着は無理と判断して寸法合わせの相談だけにしようと思ったのですが・・・、
久しぶりにチャレンジしてみた。試着はうまく出来たのだったが…、
レジで 「お仕上がりは○○日後でとりに来てください」
ということ。
母は「ハイ」とうなずくが
娘は(ー_ー)!!
もうパニック!!
商品が今受け取れないということが理解できないらしい。
大きな声でわめくは買った商品を破れんばかりに引き寄せるは、
それはそこで一大事!!
いさめる母は、必死でその場所をまわりから見えない空間へいざなう。
無事に買い物をなんとか終えてその場の幕を降ろした。
このことはもうすでに小学生のころから予測できる行動だった。
久しぶりにチャレンジしたのだが…、
寸法直しが出来たときには、
ひとりで取りに行こうと誓った。
このことについて
彼女がふつうの人のように五体満足で
無事育つことが出来たら、ありえない話なのです。
手術で命をつなぐことは出来たのですがその後の社会的な行動に
ついていくことがどうしてもできなかった人は 必ずいるし、
万が一、先に誰もなりうるということだと思います。
そんな時、ある意味でその場所での社会の温かい目があったら、
とてもうれしいです。
まわりで静観していただいた方や親切に対応していただけた
販売員の方に感謝します。
なるべくパニックをさけて外出をするべきと思っていますが実は大変なことなのでしょう。
いつ彼女がこのようなこころのキズを負ったのかも考えているところです。
年を重ねるごとに言葉のない世界の重みを感じています。
これから生きていくことの大きな課題ととらえます。
福祉という言葉のありがたみを実感しています。
よりよい福祉が行われる安心感のために日々をこころがけていきたいと思います。
それは健康でそだって暮らしている方にもいいことだと信じています。
震災の中で 少しでもこころが欠ける人が救われることも祈っています。