
淡き花。三十四話 時空間 一緒にいるよ・・・。
ローズインファンシーショップのテレビの
未来チャンネルでは、
”雪が降る予報を報道し、
どこかの窓からは、くもりのしろっぽい
天気が満面に広がっていた。
大家族のドキュメンタリーが
放送され、ある家族の一面が映し出されていた。
場面が変わって
誰かが鏡もちのビニールからおもちを
出して 鏡開きのぜんざいをぐつぐつ煮る
姿をブラウン管に反射して映していた。”
「ふう、ようやく町金会社の勧誘の手紙が
来なくなった・・・。」と店長はこむずかしいそうにつぶやいた。
「店長、あれだけのお金、一体?
何に使ったのですか?」
と店員はいった。
「・・・・・、」
と店長は何も答えなったのでした。
「高い金利で貸すのは どんなもんだ?
質屋に入れたもんだけの金でいいんじじゃないか?
デッカイ金貸すのはいいが、返せるのか?」
ともうひとりの店員はいった。
「人の一生 欲張るとバチがあたるもんさ、
そんな町金はいつかつぶれるさ・・・。」
と店員はいった。
「お、バラの水鉄砲がある、
おい、背中合わせて 10歩歩いて振り返って
どっちが早く打てるかやろうぜ・・・。」
ともうひとりの店員はいった。
「よし、いくぞ、
いいか、いち、に、さん、し、ご、
ろく、しち、はち、く、じゅう、発射、」
ともうひとりの店員が振り返ったとたん
バラの香水がもうひとりの店員のほおに当たっていた。
「チェ、早うちの野郎だぜ・・・。」
ともうひとりの店員はいいました。
「なつかしい西部劇だね・・・、
いとしのクレメンタイン、アメリカの戦国時代が
あったということか?」
と店員はいった。
ローズインファンシーショップのテレビは
今チャンネルに変わっていました。
「あ、東京空襲をやってる・・・。
人とはなんぞや?
違うチャンネルは、
ん~、時をかける少女か?
おれも一度はタイムスリップして未来にいってみたいな~、
これは?
♪カントリーロード
女の子がカントリーロードをくちづさんでいる・・・。」
ともうひとりの店員はテレビをみながら、つぶやいた。
「耳を澄ませば?かな?」
ともうひとりの店員はいいました。
「これは この番組はばらのない花屋だ、
昼間にもう再放送してる、
うちは バラのグッズはたくさんあるから、
分けてあげたいなぁ~・・・・。」
と店員はいった。
「パソコンの広告が静止画から、
動画になったみたいなんだ・・・、
ピノキオが
息をしてきたようだね・・・、」
ともうひとりの店員が言った。
「ふう、ようやく町金会社の勧誘の手紙が
来なくなった・・・。」としみじみ店長は繰り返していた。
その時可愛いお下げの女の子が
お母さんと一緒にお店に入ってきました。
「美久さん、サクサク白いバラを作っているようだね。」
と店員はいった。
ショップの中二階の離れでは、
「ひとつづつ、時のできごとを刻んで
1日ずつのお天気を書き記しながら、
たくさんの人が 文字を絵を書いて残すひとが
増えれば、互い違いに睨み合うあの人たちも
みんなのふるさとのこと、
思い出して・・・悩みながらでも
まとまっていきますように・・・。」
”あ~そうともさ、
おれは、ちょいと未来の図書館をのぞいてきた
しごとのない若者が 古い文献の置いてあるキャレルで
昔をしらべていたさ・・・、
大学生でも、
ニートでもできることがあるということじゃないか?
前は誰一人、あの歴史の部屋に入っていたのを
見たことがなかった。
若者が 時間にとらわれず勉強することはいいことしゃないか?
迷わないで・・・。”
と妖精は言った。
”美久、
未来への手紙も書いてね。”
と妖精は言った。
テーマ曲
クレジット
CM
【ね、ミスターテレビ君は姿がなくて
ポンコツテレビに化けてるけど、
本当は一体誰なの???】
と華は秘密のケイタイでメールをした。
【華、お願いだ・・・】
とメールが帰ってきた。
(ひょっとして
中学のときにスタジオに連れて行ってくれた先生の
亡霊???
華は そっとお別れには行ったけれど・・・?)
華はつぶやいた。
{相変わらずの華、
ポンコツテレビが そろそろ壊れてかけてる
だけだってば・・・、
しっかり、・・・華は時をゆらゆらめぐるのが好きな時を駆けるオバサンね、}
とこころの中の花。は #$%&。
寒い日が続いています。
のどが痛くて
つぎは咳 そのつぎはくしゃみ
そのつぎは鼻水・・・、
かぜには気をつけてくださいね。
きょうは この辺は雪に会うことはなかったです。
北風さんには会いました。
あとは毛布にくるまって体をあたためて寝ていました。
では・・・、
きっと小説家は・・・
夢色ばかりではないのかもしれません。
1月14日非公開
1月15日公開 風邪のため詩季子・・・。