
華放送局
(ほとんど うろおぼえの旧NHK名古屋放送局の入り口をモデルに 描いてみましたが
ほとんど記憶がないので違うと思います。
学校からバスで 見学に行きました。
なつかしいので
いつか見てみたいですね~。)
淡き花。 十五話 華放送局 29年ぶりの手紙
FYWテレビのドラマは有名で
秀作をもらっていたその作家は
1クールの冬のドラマ放映を始めていた。
まるで
華の小説と同じセリフが偶然出てきたのが
華には 衝撃で
思い込みの激しい華は
自分がなんとドラマを作るような気分に
なっていた。
デジタルテレビが普及する中で
双方向 同時放送という言葉を華は微かに
耳に入れていた。
つまり 視聴者がお茶の間にいながら
そのドラマを動かす試みのようだった。
華は ミスターテレビ君が電源を点灯させるたびに
しっかり握りしめて魔法のケータイで感想を送っていて
まるでその秘密のチャレンジのテスト生のように
その話しの内容をまかされたようにやっていた。
華は 詩を書くことは かろうじて出来てはいたが
セリフ ストリー進行など
赤ちゃんのように何も解るわけはなかった。
でも 一生けん命言葉を送っていた。
それはこころのなかの花。のいうテレビが単に具合が悪いだけなのに
華は何かを求めて走ったようでもあったのでした。
FYWテレビのニュースに
『29年ぶりの手紙が届きました。』
海を渡って 時が39年過ぎてまるでワープして
手紙が届いたというニュースが流れた。
華は
そのころサイトの書き込みに
未来のことを詩に書いていたのでした。
その未来のことを書いた詩は29年まえに
作った詩で今なのでした。
思い込みの激しい華は
(あ、29年ぶりの書きこみと同じ手紙のよう・・・)
と思ったのでした。
{華、関係あるわけないでしょ・・・。
ニュースはニュース 華は華・・・。いつもそうだね、華は・・・、}
こころの中の花。は いつも落ち着いて冷静だった。
でも、なんとなく華は自分の思い込みでも
こんなドラマの楽しみ方もあるんだな・・・と
新しい体験に満足していたのでした。
でも相変わらず
華が物語りを書くとそのとおりテレビの画面に
その様子が時間をおいて映し出されていくのでした。
まるで華の茶の間は クライアントもいなくても
美術も大道具も発注しなくても
「華放送局」になり、
華が文字を打てば
映像が見れるような不思議なテレビでした。
こわれかけのポンコツのテレビは華の信じるミスターテレビ君によって
まるで生かされているように華を驚かせていた。
おまけに1クール終わった日に
華はミスターテレビ君に会えるかも知れないと
魔法のケータイを持って
FYWテレビの見学場所にでかけて行ったのでした。
必死に魔法のケータイに文字を打ってはいたけれど
ミスターテレビ君は現れることはなかった。
冷静な花。は
{よかったね。
小さな華は小さなままで幸せをつかめるようになっているよ。
だいいち こんな???のことを 華が信じるなんて
変だし・・・。
でもFYWテレビの見学 来れてよかったね。
一回は、 来たかったしね、・・・
華。こんな歳をとって刺激的?なこと 本当に信じるの?
ありえない ありえない・・・
さぁ、未知男さんのところへ帰ろう。華。}
とこころのなかの花。は しっかりしていた。
と華はブログのパソコンに世にも奇なる小説を打ち出していた。
本当に華の書きこみが何もしなくても映像になって現れると面白いし
本当に華放送局だし・・・、と
思いながら・・・、
深夜になって
足元寒く
ファンヒーターに足を温めながら
窓に もうひとつ
映り浮き上がる電灯の空間を見つめていた。
つづく・・・、
◎補足◎(バラバラの絡みについて説明します。)
華という主人公が小説にチャレンジしている。
その内容がなんと華のフィクションの冒険とこころの中の花。のお話し。
壊れかけているポンコツなテレビの不思議なことから
小説家としての夢をつなごうとしているお話しです。
絡まっている人 お解りになりますでしょうか?
説明人 筒井詩季子
未来 1980作 投稿日:2008/02/01
いなかの 音楽家
それとも 詩人
それとも 奥さん
でも案外、お金持ちになりたいから
トップクラスの マダムかしら
女ギャング団?の 手下かしら
マフィア?の女ボスになりたいわ
くわえたばこに 網目のタイツ
ウフ。足が太いから無理ね。
突然 未来人からお迎えが来たりして
今から時間エージェントに任命しますとかなんとか
ハ。SF小説の 読みすぎかしら。
何でもいいから
テスト前の苦しい短大生から
ぬけ出したいナァー。