
淡き花。十三話 甘いバラのかおりの指輪と透明で見えない指輪
「そういえば 幸の小さなときの保育園は地域でなく 親の選択で 地域外に入れて自由な保育で
近くのこどもが 大体 別の生活をしてたわ・・・、
それでかしらね・・・
小学一年生が バラバラで先生が困ってるって
報道されてる・・・
一年生でまとめられるのよね。
二年なり三年なり
保育が 一緒なら
バラバラでないでしょうに・・・」
と華はつぶやきました。
{華・・・、
華の絵が 売れたって電話が入ったよ。
ん~ これは
まず 一歩 のあゆみ、
でも 華、どうも材料費だけ?いや?
原価割れ・・・
華・・・、
どうすんの・・・}
とこころの中の花。は言った。
「そうなの、
花。
でも 誰かが 華の絵を買ってくれたんだ・・。
きっと 奇跡・・・、先は見えないけど 思うような生活したいな~、」
と華はつぶやいた。
華は 甘いかおりのバラの指輪が
幻のように 指に見えていた。
でも、
その昔、 叩きつけてしまいこんだ見えない指輪も
指には はまっていて
2つの指輪に見まもられていた。
「もしも、テレビの奥に誰かいて
秘密の携帯でれんらくしてくるアイツ、
運命の人?
華を はなやかな世界に
連れて行ってくれるのかな?
ホント?かな?
華が困るとゴーストみたいにパソコンに言葉を入れたり、
まるでパソコンの向こうでいつも見守っているよう・・・
困った顔をしてるとまほうの携帯で言葉をくれる人
華をいつも呼んでる・・・
スーパーカリなんとかドウシャス・・・♪
なんて唱えると21世紀のメリーポピンズ
華の前に ちょっと渋い~王子さまが現れるのかも・・・
この甘いかおりの指輪が本物に?
パンダが 飛んで?
???
いつか本当の奇跡なら
逢ってみたいな~・・・。」
と華はつぶやいた。
{華、 華、
華を 苦しめた未知男さんだった。
未知男さんの指輪は
どこに投げつけた?
それでも未知男さんは
華を守ってきてるじゃない?
そんな 恋?・・・、
えっ? それって まさか?う わ き?
ありえない・・・。
テレビはもう古くて壊れかけてるだけ・・・、
華 テレビに恋する歳でもありゃ~、 しないじゃない・・・、
し・し・しっ~か~り~!!!!!!}
とこころの中の花。は 叫んでいた。
「だって、花。
あのね・・・ ・・・・、」
と華は 何かをつぶやき始めようとしていた。
ファンヒーターが
ごぉーと鳴り響く晩秋
さくら並木の残り葉も絶え絶えに秋深く
なんとなく 心細く・・・震えて
ぬくもりは
ファンヒーターの炉の炎に身を寄せて・・・
本格的な冬の始まり・・・
華は そんな中で またひとつ
自分らしい生き方を 生き方を 模索していた。
つづく・・・。