おれんじの三日月 始まりの38  未来劇場 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
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未来劇場へ・・・・・。>




(きのうのブルームーンと 花ぐもりで ほぼ満開のさくら)

(おれんじの三日月 始まりの38)

本日 おれんじの三日月は 最終回です。

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玄人の屋根裏部屋は
あいかわらず ひっそりとしんとしていました。

三寒四温というように
三日寒い日が続けば 4日暖かくなる・・・という頃にも
かかわらず、

まりのこころの中は 
寒くつめたく五寒二温に近い日々でした。

ひっそりした 屋根裏部屋に上がっては
小窓をながめ
ため息を つく日々でした。



「きょうが ブルームーン?
まだなの、玄人・・・、

迎えに来るって・・・・・。
玄人・・・・、」
とまりは 寂しくつぶやきした。

こんばんは 花ぐもりで
月を 見ることは 出来ませんでした。

まりは 陰暦を 見て
月齢15.3の満月を 待っていました。

まりは ひざを抱えて
小窓をながめながら
はなぐもりに月が 出てくるのを
ずっと ずっと
待っていました。

でも 
くもは 晴れなく
月の姿も 玄人も現れませんでした。

まぶたに 涙がぐっとたまった
しずくが 一粒 頬を つたいました。

玄人のひっそりした屋根裏部屋は
なまぬるいしめりけに包まれました。

もう 一粒 つたうしずく・・・が
不思議な 鏡に うつった時

鏡の中に きのうの満月が
浮びあがりました。

「まり、まり、
おれだよ・・・、
玄人だ・・・」
と玄人は 鏡の中から まりに呼びかけました。

「・・・・・、玄人・・・・、」
とまりは つぶやきました。

「まり、最後のブルームーンは・・・、
きのうさ・・・・、

まりは 月齢15.3のブルームーンを
待っていたのかい?

今晩だったら おれは ブルームーンの光りに
乗って 来れなかったよ・・・、

まりの想いは 通じて
ブルームーンは 見事晴れたのさ・・・、

この月は 月齢14.3の満月のおれんじの光り
どうだ~ きれいだろう?
まり・・・・。」
と玄人は きのうの鏡の中から
声をかけた・・・。

「玄人・・・・、
確かに 15、3が 満月と思い込んで
きょうまで 待ってたの・・・。

きのうの月は 確かに素敵で
明るくて・・・、

でも きのうは 玄人は現れなかった・・・、」
とまりは 言いました。

「そっと 見ていたさ、
まりは ここで 小窓を見て
今日の満月を 待っていたようだった・・・。

びっくりさせちゃ悪いと思って
ムーンキングと 相談して
まりの思うように 過去の鏡から
下りてくるようにしたんだよ・・・・、」
と玄人は 言った。

「え? きのうが ブルームーン?
たくさん雨が 降って

玄人が いなくて 寒くて

目には 涙が 一杯たまって・・・・、

目の前は
にじんでた。

陰暦?
えっと 陰暦・・・・、

あ、満月は 2010年3月30日・・・・、
えっと ・・・・、」
まりは 涙を ぬぐって 陰暦カレンダーを
やっと 落ち着いて見れました。

あ、・・・・

月齢14,3 満月・・・・

ここに 書いてある・・・」
とまりは 涙ぐみながら 言いました。

「相変わらず、まりは おちょこちょいだな~

ま・・・、そこが かわいい・・・・。」
と玄人は 言いました。

「だって 涙で くもって
よく 見えなかったんだもん・・・。」
とまりは 涙をぬぐいながら 言いました。

「まり、過去の鏡に 入っておいで・・・・、

ほら、この手を つかんで・・・・、」
と玄人は 言いました。

「え、?また この鏡に入るの?」
とまりは 言いました。

「そうさ、
この鏡に 体を いれれる人間は
決まっている・・・、

ふつうの人間は 入ることは できない。

でも まりは この鏡に入ったことが・・・、
あるよね。

ぼくたちは ずっと超能力者を 探して
メンバーを 集めて いたんだよ・・・。

まりは 合格なんだ・・・・、」
と玄人は 言った。

「さ、手を つなごう、

この鏡の中に ・・・・、」
と玄人は 言いました。

「・・・・、んん・・・・、」
とまりは 鏡から 出てくる玄人の手を
握りました。

まりは ぐーんと玄人の手に ひかれて
ブルームーンのひかりの光速で
月まで 玄人と一緒に 飛んでいきました。

「ブルームーン

光り強くするために
冷たいあさにしたんだ、

まりのところまで光りの道が
届くように・・・、

ムーンキングに 頼んだんだよ、

だから、もう 泣くな・・・、
まり・・・。」
と玄人は 言いました。

「ん・・・、」
とまりは にこっと笑いました。

「まり、
いいか、
ほら 蒼い地球が 見えるだろ?

きょうは とくに ブルームーンの光りで
地球が とくに きれいにみえるだろ?」
と玄人は 言いました。

「ん、ほんと、
きれい・・・・、

桜は まだ 5分咲きね。
桜提灯に 光って 映ってる・・・・、」
とまりは 言いました。

「まだ さくらは きっと 日本の子供たちのための
入学式の満開を待ってるのさ・・・・、
毎年ほとんどね・・・、

こどもたちの微笑みが 大好きなんだと
思うよ。

まり、よく 聞いて、
いつか 一緒に暮らそう、

ただ いつになるかは 解らない・・・、
まりと俺は なにしろ運命の赤い糸で
結ばれている・・・、

絶対 離れられない二人なんだよ・・・・、

何度も 生まれ変わっても
まりと暮らすんだ・・・、

それは いつか 自然にやってくる。

その時は 楽しく強くて優しい家族をつくろう・・・、
まり・・・、約束だよ・・・・、

今日はその願いを ブルームーンにお祈りして
まりに告げるために

迎えにきたんだよ。

今は まりは ばらおばさんとこまりと
なぎと仲良く 暮らすだよ・・・、
いつか 逢える・・・、

それまで このブルーム-ンで
照らされたきれいな蒼い地球をムーンキングと
選ばれた人間と選ばれざる人間と支えあい生きていけるように
ぼくたちは 21世紀やまとクルーズで
たくさんの意見を出し合い 見守っていくよ・・・。
それまで まり 、待ってろよ。

ほら ほっぺに チュは?」
と玄人は 言った。

まりは ブルームーンの光りに
照らされて 玄人のほっぺにチュをしました。

そんな 二人の姿を 映した魔法の鏡の
向こうの玄人の屋根裏部屋のカレンダーは
なぜかイケメンコンビになっていて

玄人の姿は 映ってなく
蒼人と紅のイケメンコンビの顔は
にこっと微笑んでいました。

まりと玄人の月から
見える 宇宙に浮ぶ魔法の鏡は
24時間が あっというまの秒針が早くまわり
花ぐもりのほぼ満開の桜が 映っていました。
2010年3月31日(水)日付が 映っていました。

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まりと玄人はその間 ふたりでずっと寄り添っていました。


「まり、いつか逢える、
その時は 楽しくて強く優しい家族をつくろう、
また その時さ、

その時は 初めましてさ、
でもおれは まりはまり 解るよ・・・、
また 逢おう・・・・。」
と玄人は 言いました。

そのとたん
まりは
まりの屋根裏部屋に戻ってきました。

アナログテレビが ついていて
高校の授業料が 明日から無償化のニュースが
流れていました。

「支えあい・・・
楽しくて強く優しい家族・・・・。」
とまりは つぶやきました。



「年中無休ばかりじゃ
会社の慰安旅行もままならないだろうね・・・、
定休日もあった頃のが 
デパートは 売り上げよかったじゃないの?

接客もよかったし
スーパーのパートと一緒じゃね~
ある意味・・・・。
果たして 雇用は 何が正解かね・・・。」
とばらおばさんは 言いました。

「・・・・・。」

「こまり、こんなところでごろっと寝ちゃだめだよ。
いいか、着替えて ふとんで寝る・・・、
いいかな~?

悪いことしてると火星のマーズくんにメール
送るよ・・・、
それは マーズい、 だろうよ・・・、」
とばらおばさんは 言いました。

『まり またラーメン一緒にたべようね・・・。』
となぎがら メールが入りました。

「もうすぐ 暖かい春が来る・・・。
年度末ね。

いつか 逢おうね、
玄人、
その時は 初めましてだね、
きっと 玄人が 別の姿でも
まりは 玄人が きっと解る・・・・。

それまで きれいな地球を
いつまででも いつまででも
見守っていてね。

失敗は 成功の素・・・、
選ばれた人も 選ばれざる人も
支えあい譲り合い
熱い情熱で 未来をあきらめなければ
平和な世界や話合いが 幸を呼ぶ話に
きっとなれる。
想いは とどく。悔いのないように生きる。

むかし 誰かがラブピースを詠ったように・・・。」

いつか逢える玄人の屋根裏部屋の小窓を
ひざを抱えて 見ながら
まりはそうつぶやいた。


まだ ファンヒーターを つけたぬくもりの音のなかで・・・。

終わり

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はい フレンズです。
おれんじの三日月は いかがでしたでしょうか?

このときと 同時進行ドラマとなっておりました。

生放送・・・ かなとも 思います。

本来なら・・・、とらさんや過去の名場面集をトリムのお客さんに
選んでいただく趣旨なのですが

何分にも ブログ上での 未来劇場・・・・、
オリジナルドラマとさせていただきました。

ブルームーンの光りは いかがでしたか?

あまりの最終回の熱弁は 20100401まで
飛びました。

ご愛嬌 最終回スペシャル一日延長 ということで・・・。


見事 ブルームーンが 晴れて見えたことに
感謝して・・・・。

では、


 『 きょうは あなたが 主役です。!』

つづく