おれんじの三日月 始まりの35  未来劇場 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム

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未来劇場へ・・・・・。>




(くもの幕が開いて おれんじの三日月の箱舟
春の明るくまばゆい日差し)

(おれんじの三日月 始まりの35)




玄人の屋根裏部屋は
まえより 早く
明るくあけるように なった。

「玄人、くもの幕が
開いたら、三日月かな?」
と蒼人は 言った。

「もう そろそろだ・・・、
おれんじの三日月が出たら
おれは 月に帰る・・・、
おまえたちは どうするんだ・・・?」
と玄人は 言いました。

「おれたちは
仮の姿で このままこの地上に残る。

この地上の行く末を なにも出来ないけれど
見守るんだ・・・、な、 紅 」
と蒼人は 言った。

「あ~ そうとも、蒼人
おいら達は まだ この地上の空気に溶けて
残る、
ムーンキングに 報告頼むよ・・・。
誰も 未来は 解らない。

一日 一日 大切に やっていくってことかな・・・、

よろしくな・・・、」
と紅は 言いました。

「最初に来た時から
随分 明るい日差しになったなぁ~、
まぶしいくらいに・・・。」
と玄人は 言った。

「おう、そうとも、本当だな~、
さくらの便りも ちらほらと・・・、だ。

明るい春の日差しは まぶしいくらいだね。

はて 今晩は いつおれんじの三日月は
あらわれるんだろうか?」
と蒼人は 言った。

「いつだろう、
日常の雑雑した 迷いに追われて
忘れたころに ぽっかり現れるのかな?」
紅は言った。


「きょうは 気持ちのいい青空だ・・・、
なんとなく過ごしていると

ぽっかり 三日月の箱舟は
現れるのかもしれない・・・、」
と玄人は 言いました。

「まり、そういえば、まりは
どうするんだ・・・、

玄人・・・、」
と蒼人は 言った。

「まりには・・・
言わないでいくよ・・・、」
玄人は 言った。

「そうか・・・、
寒い冬の季節
俺たちは たくさん経験したね。

何気ない日常が 微笑で
過ごせることの楽しさを
支えあい熱く話し合える情熱を・・・
願わくば 明日という日が
繁栄に満ちた日が 訪れますように・・・」
と蒼人は 言った。

「そうだ そうだ
そのために ムーンキングは
俺たちを 地上に降ろしたんだよね。」
と紅は 言いました。

暖かい縦型の湯たんぽも
そろそろぬるくなって きていました。

そんな話をしているうちに
屋根裏部屋の小窓の

夕闇の西に なんと
ぽっかりおれんじの三日月が
浮かんだのでした。

「玄人、見ろ・・・、
弥生のおれんじの三日月だ・・・、」
と蒼人は 言いました。

「おれんじの三日月だね・・・、
今日は 月夜だ・・・、」
と紅は 言いました。



「じゃ、おれは 行く
どこかのさくらのつぼみを見下ろしながら

このおれんじの三日月の箱舟に乗って・・・、

この地上の幸せを 祈って・・・、

新たな荒波を 越えれば
しばらくは 落ち着いた生活があきらめながら、来るが

また 新たな荒波が

私たちを迎える・・・

その時 その時を 一生けん命に 
対処していくしかない・・・。

願わくば 乗り越えた結果に 多くのみのりを
残して 微笑みが たくさんあふれますように
祈って・・・、
では、おれは 行く・・・・、

あとは 蒼人 紅 
よろしくたのんだぞ・・・・、」
と玄人は 言いました。

「おぅ、何も出来ないが
地上を見守るよ・・・」
と蒼人と紅は ユニゾンで 言った。

弥生のおれんじの三日月の箱舟に
玄人は 乗って
宇宙の闇に消えていきました。


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はい フレンズです。

始まりが あれば 終わりがある・・・、

おわりなごやは 城で持つ・・・。

いえいえ スつれいしました・・・。


消えたとしても
また 新しい何かが また
始まっていくものと 信じていきたいですね。


では

『きょうは あなたが 主役です。!』