おれんじの三日月 始まりの34 未来劇場 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
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未来劇場へ・・・・・。>




(弥生の新月 ひんやり空気)

おれんじの三日月 始まりの34


玄人の屋根裏部屋は
前より 早い時間に 明るくなるようになり

流れるような日だまりが
万華鏡が ゆっくり回るように
遊んでは 消え 遊んでは消えていきました。

光りいっぱいには なってきたのだけれど
まだ 空気は 冷たく ひんやりとしていて
玄人は おれんじの三日月の柄の
ふとんの中に 暖かく くるまっていました。

「お、そろそろ
起きるかな・・・、」
と玄人は 言いました。

21世紀やまとクルーズで
議論を 交わした蒼人と紅は
語り合い続けて
縦型ゆたんぽのそばで
眠りこんで いました。

「ばら おばさん、
手伝うことないかぁ~・・・、」
と玄人は 言いながら
下に下りていきました。

「お、玄人、おはよう、
そうだね、

今日は 燃えないゴミの日なんだ、
ゴミを 処分にいってくれないか?」
とばらおばさんは言いました。

「O・K~、」
と玄人は 燃えないゴミを
ゴミ捨て場まで 持って行きました。

「はい、サンキュウ・・・、
新聞も取ってきてくれないかい?・・・、」
とばらおばさんは 言いました。

「ん、 これでしょ?」
と玄人は 新聞をばらおばさんに
渡しました。

「おや イケメンは どんな仕事も
気が利いてるね~。
ありがとう。」
とばらおばさんは 言いました。

「いやぁ~、どうも~・・・、」
と玄人が 言うと

こまりが そばに来て
「ありがとう ありがとう・・・・、」
と繰り返しました。

「ゴミ収集する人 ゴミ捨て場を管理する人
新聞の記事を集める人 新聞を 作る人
新聞を配達する人・・・、
働いていますね~・・・・、
たくさんの人が 働いて生活ができるんだね。
ありがとうだね、こまり・・・。」
と玄人は 言いました。

「ん、ありがとう ありがとう、」
とこまりはおじぎしながら
微笑みながら 繰り返していました。

「さ、朝食だよ・・
きょうも あさは パンだよ、
食べたら お皿を かたづけて
洗っておくれね・・・、」
とばらおばさんは 言いました。

「はい、ばらおばさん、皿洗いお任せください・・・、」
と玄人は 言いました。

「片付ける・・・、片付ける」
とこまりも言いました。

「よく働く 玄人だね~、
働くって いいことだよ・・・、

たくさんの人の 悔いのない働き口が
見つかるといいね~

わたしは 今 玄人には これだけしか
出来ないから 悪いけれど・・・・

微笑みのある仕事 増えるといいね・・・、」
とばらおばさんは 言いました。

「はい、片付いたら もういいよ、
ありがとうさん・・・。」
とばらおばさんは 言いました。

「玄人、
まりんちのアルバイトは
いかがでしたか?
アルバイト料は あさのパン・・・、
ね・・・、」
とまりは言いました。

「あ~、まり、
千里の道も一歩から・・・、
仕事も 就職も・・・だね、」
と玄人は 言いました。

屋根裏部屋のアナログテレビには
珍しく ビデオが 映っていました。

古い昔のビデオらしく
電話も 糸電話のような電話で
役者さんたちが 演技をしていました。

「陽子というヒロインは
すごいな、
哀しい運命でも 因果も全部消して 

新しく生まれ変われる希望をもって
生きていくことは 許されることである力を
持ってるね。」
と蒼人が言いました。

「陽子っていうの?
ヒロインの名は
陽子?
辛くて哀しい運命を 背負っても
陽子なんだ・・・、」
と紅は 言いました。

「おいおい、二人とも
寝てたんじゃないか?」
と玄人は 言いました。

「いやぁ~、
これが始まって つい見ちゃってな、
起きたんだ~」
と紅は 言いました。

「そうか、
すごいな、
苦しくて 辛いこと たくさんあるけど
明るく生きていけば 燃えてなくなるのかもな・・・、

為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり
かもしれん、

もし 溝にはまって倒れたとしても
前向きに 倒れてやるんだ・・・、
な、蒼人・・・」
と玄人は 言った。

「ん、まあな・・、」
と蒼人は 言った。

屋根裏部屋は まえよりまだ
明るさを保ちながら
暮れていった。

玄人が 鏡に手をかざすと
きのうの 弥生の新月の 生まれた日が
映り始めました。

何か うずうずとして
暖かく 風が吹いて

にしのそらに
でっかいオリオンが 横たわっていたきのうを
玄人たちの屋根裏部屋を
色どっていました。

「今晩は くもりで
月も 星も何にも見えないなぁ~
ここの ひんやりした湿り気で
さくらのつぼみを 膨らますのだろうか・・・、」
と玄人は 言いました。

「さくらかぁ~
三日月も さくらかもしれないなぁ~
さくら 見たら 玄人は 三日月で帰るつもりか?」
と蒼人は言いました。

「まぁ~な・・・、」
と玄人は言いました。

「まりは どうするんだ?・・・」
と紅は 言いました。

「ああ~・・・、」
と玄人は 言いました。

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はい フレンズです。
みなさん トリムの乗りごごちはいかがでしょうか?
こころの浄化できましたでしょうか・・・、

いのちあるかぎり
悔いの無いように・・・、
過ごされることを こころより お祈りいたします。

もうそろそろ 未来劇場も終盤となってきました。

こころの準備は いかがですか?
悔いのない役者選び どのセリフが
お気に入りですか?

では

『きょうは あなたが 主役です。!』