<ようこそ
未来劇場へ・・・・・。>
(春の嵐 宇宙大戦争)
おれんじの三日月 始まりの32

玄人の屋根裏部屋の窓には
明るく日差しが差したかと思えば
雨が 叩きつけるように
降り落ちてきて
また 光りに 包まれた
明るく日差しが差したかと思えば
雨が 叩きつけるように
降り落ちてきて
また 光りに 包まれた
そして
また 風が 吹いて
そらに浮ぶ 大きな春のぽっかりぐもは
大きな 空母艦のようなくもが
そらに浮ぶ 大きな春のぽっかりぐもは
大きな 空母艦のようなくもが
誰かの大きなため息に吹かれるように
目に見える速さで
西から 南に 移動していくのが
屋根裏部屋の意味の無い
なぜか そこにあった
ガラスの扉から 見えていた。
目に見える速さで
西から 南に 移動していくのが
屋根裏部屋の意味の無い
なぜか そこにあった
ガラスの扉から 見えていた。
「玄人、さ、21世紀大和クルーズ
続きを やろうぜ・・・・、」
と蒼人は 言った。
続きを やろうぜ・・・・、」
と蒼人は 言った。
「やろうぜ」
と紅は言った。
と紅は言った。
下の部屋では
「まぁ~、今日のお天気はなぁに・・・、
こまりの毛布を 干していたのに
なんてこったい、
「まぁ~、今日のお天気はなぁに・・・、
こまりの毛布を 干していたのに
なんてこったい、
雨が 強く降って来ちまって、
ぬれちゃって
慌てて しまったんだ・・・、
ぬれちゃって
慌てて しまったんだ・・・、
晴れるか 雨か どっちかに
してくれんか・・・なぁ・・・、」
とばらおばさんの嘆く声が 聞こえていた。
してくれんか・・・なぁ・・・、」
とばらおばさんの嘆く声が 聞こえていた。
「ん~、春の嵐か・・・、」
と玄人は 言った。
と玄人は 言った。
「玄人、 鏡 、鏡 見ろよ、
未確認飛行物体発見・・・、
未確認生物 発見、
警報音が なってるぞ・・・、」
と蒼人が 言った。
と蒼人が 言った。
「おい!これは 敵か、
味方か 解るか 玄人・・・、」
と紅は 言った。
味方か 解るか 玄人・・・、」
と紅は 言った。
「あ~、千年の古杉が 倒れたらしい、
それと 古いフェリーが
海に散らばる被害が
出たらしい・・・、
海に散らばる被害が
出たらしい・・・、
大丈夫かな~、
この春の嵐と
異質物体警報と関係が あるのか
ないのか・・・、
どうなんだ、
異質物体警報と関係が あるのか
ないのか・・・、
どうなんだ、
レーダー観測シフトレベルA に上げて・・・、」
と玄人は 真剣な顔をして 言った。
と玄人は 真剣な顔をして 言った。
:ウォ~ン ウォ~ン
ただいま 警報発令中・・・
ただいま 警報発令中・・・、
未確認生物発見
異質物体警報発令
ただいま 警報発令中・・・
ただいま 警報発令中・・・、
未確認生物発見
異質物体警報発令
注意 注意:
「レーダー観測シフトレベルα
相手と 連絡取れないか
電波σ・・・、
シフト ON・・・、」
と玄人は 交信を始めた。
と玄人は 交信を始めた。
「コロン周波数 ON」
と玄人は 続けた。
と玄人は 続けた。
「玄人、
どうだ 交信できるか、」
と蒼人は 言った。
どうだ 交信できるか、」
と蒼人は 言った。
「玄人
相手の映像が・・・
鏡に・・・、」
と紅が 言った。
鏡に・・・、」
と紅が 言った。
「おう、」
と玄人は 言った。
と玄人は 言った。
「言語変換機 ON
よし これで 会話できるぞ~」
と玄人は 言った。
と玄人は 言った。
鏡に うっすらと映りこみ始めた
霧のような異質物体は 次第に
その姿を 鮮明に映像に映り始めました。
その姿を 鮮明に映像に映り始めました。
「こちら 玄人
はじめまして・・・、」
と 力の限り力強い声で鏡に話しかけた。
と 力の限り力強い声で鏡に話しかけた。
だんだん その姿は ウインナー状の
不思議な姿を くっきり
映し出していた。
不思議な姿を くっきり
映し出していた。
「お、これが 異質物体か?」
と蒼人は 言った。
と蒼人は 言った。
「は は はじめまして、
宇宙の空間を 迷って
ここに 来ました・・・。
話すこと できますか?」
と鏡と交信が 始まっていきました。
宇宙の空間を 迷って
ここに 来ました・・・。
話すこと できますか?」
と鏡と交信が 始まっていきました。
となりのアナログテレビもスイッチが
自然に入っていました。
自然に入っていました。
地球代表が
この事態を察して
地球会議場は 大騒ぎになっていました。
この事態を察して
地球会議場は 大騒ぎになっていました。
「おい 金と政治で もめてる場合じゃない、
謝って 次から 気をつければいいじゃないか?
謝って 次から 気をつければいいじゃないか?
だれだって つまづくものさ、
それが 人間の信頼・・・
みんなでフォローして
信頼で 結ばれていこう。
信頼で 結ばれていこう。
どんまい どんまい・・・、
誰が代表になっても
みんなで 支えていけばいいんだ・・・、
みんなで 支えていけばいいんだ・・・、
私たちは しっかり スクラム組んで
いま 私たちみんなの地球人たちの平和のために
ひとつになって 働くんだ・・・、
いま 私たちみんなの地球人たちの平和のために
ひとつになって 働くんだ・・・、
そのために選ばれた私たちのはず・・・、
今 一番 何が 大事か
いいか ひとりひとり 考えるだ・・・、
いいか ひとりひとり 考えるだ・・・、
いいか いいか
まず 異質物体と交信するんだ・・・。
みんなで がんばろう・・・、」
と地球代表は 言った。
まず 異質物体と交信するんだ・・・。
みんなで がんばろう・・・、」
と地球代表は 言った。
地球代表も
大きなビジョン映像の前に
みんなと 座った。
大きなビジョン映像の前に
みんなと 座った。
「お、誰かと誰かが 交信してるようだが・・・、
ミサイル用意・・・、」
と地球代表は 言った。
と地球代表は 言った。
「代表 ミサイルOKです。」
と言った。
と言った。
「いいか この映像は 地球のみんなには
まだ 流すな。
まだ 流すな。
機密事項だ、わかるな。」
と代表は 言った。
と代表は 言った。
「はい、解りました。」
息を呑むような地球会議場は
緊迫していた。
緊迫していた。
会議場にも 玄人の声が
聞こえてていた。
聞こえてていた。
「大丈夫ですか?
迷って ここに来たのですか?」
と玄人は 言いました。
迷って ここに来たのですか?」
と玄人は 言いました。
「この地球に悪意で きたなら、
話し合いで 帰ってもらう。
話し合いで 帰ってもらう。
迷ったというなら 宇宙地図を送信しよう。」
と玄人は 言った。
と玄人は 言った。
「具合が 悪くなって
迷いこんだ痛み 君には わ わかってもらえるのだろうか・・・、」
とウインナーは 言いました。
迷いこんだ痛み 君には わ わかってもらえるのだろうか・・・、」
とウインナーは 言いました。
「痛み?
痛み・・・ 痛み 痛いよな もちろん解るさ、
痛み・・・ 痛み 痛いよな もちろん解るさ、
みんな 完璧じゃない、
つまづいて 支えられて
助け合って 生きていくんだ・・・。
つまづいて 支えられて
助け合って 生きていくんだ・・・。
きみは ウインナーみたいだが
ウインナーくんでいいかな・・・、
ウインナーくんでいいかな・・・、
名前が つけば
異質物体でなくなるよ・・・。」
と玄人は 交信した。
異質物体でなくなるよ・・・。」
と玄人は 交信した。
「あ あ ありがとう。
約束するよ。
約束するよ。
宇宙地図を送信してもらったら
用がないときは おじゃましないさ、」
とウインナーは 言いました。
用がないときは おじゃましないさ、」
とウインナーは 言いました。
「あ、 それと
千年の古木が倒れたり
それと 古いフェリーが
海に散らばる被害があったが
君が やったんだろうか?」
と玄人は 聞いた。
千年の古木が倒れたり
それと 古いフェリーが
海に散らばる被害があったが
君が やったんだろうか?」
と玄人は 聞いた。
「いいや アレは
気流 春の嵐のせいじゃないかな。
気流 春の嵐のせいじゃないかな。
ぼくの宇宙船は それほど
低性能では ない。
低性能では ない。
みんなの知恵を集めて
高性能で 動いている。
高性能で 動いている。
ただ 迷いは したんだ。
今すぐ ここを立ち去る予定だ・・・。」
とウインナーは 言いました。
今すぐ ここを立ち去る予定だ・・・。」
とウインナーは 言いました。
「そうか、じゃぁ、宇宙地図を 送信するよ」
と玄人は 言いました。
と玄人は 言いました。
「あ・あ・り・が・とう・。」
とウインナーは 言った。
とウインナーは 言った。
「じゃ、地球のみなさん、
お邪魔して ごめんなさい。
ありがとう。
では さよなら・・・。」
とウインナーは 言った。
お邪魔して ごめんなさい。
ありがとう。
では さよなら・・・。」
とウインナーは 言った。
「あ、素直に謝れる君は
きっといいやつだね。
いい旅と いい時を・・・」
と玄人は 言った・
きっといいやつだね。
いい旅と いい時を・・・」
と玄人は 言った・
「ミサイル ストップ・・・。
話せば 解るもんだな・・・。
話せば 解るもんだな・・・。
よし またみんなで地球の予算を
考えていこう。
考えていこう。
いい予算案が できるといいな~。
それにしても 危機を救ってくれた
謎の声は 誰だろう。
逢ってみたいもんだね。」
と代表は 言った。
謎の声は 誰だろう。
逢ってみたいもんだね。」
と代表は 言った。
「え~ 私のできる限りのことで
お手伝いいたします。
私たちが 住んでる
大切な地球のことですから・・・。」
とみんなが 口々に言った。
お手伝いいたします。
私たちが 住んでる
大切な地球のことですから・・・。」
とみんなが 口々に言った。
会議場は 熱気むんむんで
今年の予算をみんなで 真剣に話していた。
今年の予算をみんなで 真剣に話していた。
潤滑に 私たちの住む地球のために・・・。
「玄人、
よかったな。
よかったな。
無事、緊急処理終了だ・・・、」
と蒼人は 言った。
と蒼人は 言った。
「痛み 痛み 解るよ・・・。」
と紅は 言った。
と紅は 言った。
「よかったね。さすが玄人だ・・・。
カカカ・・・、」
とマーズは 言った。
カカカ・・・、」
とマーズは 言った。
「あれぇー マーズ
寝てたんじゃないのかい・・・、」
と玄人は 言った。
寝てたんじゃないのかい・・・、」
と玄人は 言った。
「緊急時にはバイブレーションで
手が 動くように知らせてくるんだ。
カカカ。」
とマーズは 言った。
手が 動くように知らせてくるんだ。
カカカ。」
とマーズは 言った。
「よかったね。
うまくいったね。」
と蒼人と紅は 言いました。
うまくいったね。」
と蒼人と紅は 言いました。
下から ばらおばさんが
「玄人 アルバイトに 面接行かないんだったら
お茶碗 洗っておくれで ないかい?」
と呼ばれていました。
「玄人 アルバイトに 面接行かないんだったら
お茶碗 洗っておくれで ないかい?」
と呼ばれていました。
「はい、今 降りていきま~す。」
と玄人は 下の部屋に 降りていきました。
と玄人は 下の部屋に 降りていきました。
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はい、フレンズです。
間違ったり 解らないこと
誰でもあります。
誰でもあります。
次から 気をつけて支えていくことって
どうなんでしょう。
どうなんでしょう。
今 大切なことって 何なんでしょう?
何を 一番優先していったら
元気で いられるのでしょうか?
元気で いられるのでしょうか?
見事 痛みを解りあって
危機を乗り越えられましたね。
危機を乗り越えられましたね。
熱気むんむんの会議は
見ていても 頼もしいですね。
見ていても 頼もしいですね。
ぜひ 地球会議成功を
お祈りしています。
お祈りしています。
では、
『きょうは あなたが 主役です。!』