おれんじの三日月 始まりの31  未来劇場 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
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(月の見えないそぼ降る弥生の雨の夜)


おれんじの三日月 始まりの31


月も見えない そぼふる弥生の雨の夜

玄人の鏡にまりと玄人に似た姿が
映っていました。

「玄人、
これは いつの?
誰が 映っているの?」
とまりが 言いました。

「ん・・・、」
と玄人は 言いました。

鏡のなかでは、

「玄人君って かっこいいよね、
テニス部なんだよね、」
とクラスの女の子が 話していました。

「く 玄人・・・、
そ そうね、」
とまりが言いました。

玄人とまりは 小学校の頃から
とっても 仲良しだったコンビでした。

最近 中学生になってから
なぜか玄人はかっこよくなって
女の子のうわさの的に
なっていたのでした。

まりは 玄人のことを
最近 避けるようになっていたのでした。

彼が 廊下を 歩いてる姿を見れば
なにげに 避けるように
なって いました。

とにかく
玄人は 学年の女の子たちに
もてもてになっていたのでした。

でも 本当は まりは
玄人と 話がしたくて したくて たまりませんでした。

遠くそっと 彼に 気付かれないように
わからないように 彼の姿を 目で 追っていたのでした。

彼が 目の前に来ようものなら
道をわざと はずしていました。

玄人は 他の女の子たちや
男の子たちと にこにこ 話をしていたのでした。

まりは 話をしたいともう 頭が いっぱいになるのですが
そぅっと どきどきしすぎて その場をいつも抜けていました。

しょぼんと 下を向くばかり でした。

そんなある日、

彼が 廊下を通り過ぎたのを 見て逢わないように
廊下に 出て ほっとして廊下を歩いていたら

通り過ぎたはずの彼が
渡り廊下に もたれていたのでした。

「まり・・・、」
と玄人は 言いました。

「あ、・・・」
とまりは 言いました。

二人は 見つめあったまま
何も 言えず じっとした時間が
過ぎたのでした。

(玄人・・・、)
まりは どきどきして心の中で
つぶやきました。

「まり・・・、

俺のこと、 好き?」
と玄人は まりとみつめあったまま
言ったのでした。

「・・・・・・・、」
まりは 玄人が何をまりに 言ってきてるのか
聞こえてるようで何も聞こえていませんでした。

「あ、・・・」
まりは どうしようもなくて

(好き?好き?ってなぁに?)
と下を 向いたまま
その場を 教室に向かってしまいました。



何事もなかったように・・・、





「あ、この鏡は いつのことが
映っているんだろう?」
とまりは 言いました。

「さあな~、俺とまりは 前世でも
ほのかな淡い初恋の運命の糸で
結ばれていたのかもしれないな・・・。
まり・・・・、」
と玄人は 言いました。

「・・・、玄人・・・・。」
とまりは 言いました。

「まり・・・、
「逢えて よかったな・・・、」
と玄人は 言いました。

「ほれ、まり、
ほっぺに チュは?」
と玄人は 言いました。

「だ~め・・・、」
とまりは いいました。

「そうか?
それは 残念・・・、」
と 玄人は まりの肩を
かるく引き寄せました。

「あ、 玄人、」
とまりは 言いました。

「この鏡は 前世でも
玄人とまりは 出逢っていたのね。」
とまりは いいました。

「そうさ、まり。」
と玄人は 言いました。

「まり、いつか 俺は月に帰らないと
いけない、

この地上が うまく回っていく何かを
みつけたら、ムーンキングのもとに
報告しなくては いけないんだ。

まりを 連れては いけない。

その時は 離ればなれになる。

その時まで まり、
まりといる時間を 大切にするよ。

な、まり・・・。」
と玄人は 言った。

「・・・。くろうと・・・・、」
とまりは 言った。


「まりと玄人は お似合いだね、 玄人、
でも最後は 離れ離れになるんか?
お~悲しいね。 カカカ」
とマーズは 言いました。

「玄人 21世紀やまとクルーズ、
もう 少し 詰めていこうぜ・・・。」
と黒ねずみの蒼人が 言った。

「そうしよう、
そうしよう、」
とうさぎの紅が 言った。

「玄人、あいかわらず
屋根裏部屋は にぎやかね。

黒ねずみとうさぎ~が
しゃべった~。

火星人も いるし・・・。

まぁ~ いいか、」
とまりは笑った。


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はい、フレンズです。

なつかしい ほのかな あわい初恋の思い出
ありますか?

どきどき わくわく ぐすぐすです。

なかなか実らないのも あまずっぱい初恋ですね。

どの役を お選びでしたか?

そっと フレンズの方へ

お知らせくださいね。


では、

『きょうは あなたが 主役です。!』