<ようこそ
未来劇場へ・・・・・。>
(お花やさんその2)
おれんじの三日月 始まりの30
玄人の屋根裏部屋では
久しぶりに暖かい陽気に包まれて
ほわほわしていました。
卒業式を終えたこまりが
玄人の屋根裏部屋に
いました。
もう、こまりと
マーズは すっかり
仲良しで こまりの肩に
マーズは ちょこんと
座ってました。
「こまり、私たちは・・・、」
とマーズが 言うと
「私たちは!」
とこまりが言った。
「そうそう
卒業式の言葉 うまく言えたか?」
とマーズは 言いました。
「私たちは!
とこまりはまた繰り返していました。
「こまり、これ 言うのに
今日の日まで
下の部屋で
グガゴー、ドビヤー、
死ぬかと思うぐらい、
叫んで きょうまで たいへんだったよな~、
おいらは おいらなら 解る・・・、
その気持ち
卒業・・・、寂しかったんだね~、
でも 、また 新しい時が
こまりを 迎えてくれるだよ・・・、
それに おいらもそろそろ
ここを離れないとなぁ~ こまり・・・、」
とマーズは言いました。
「うん うん、うん?」
「マーズ マーズ。」
とこまりは言いました。
と言ってると
屋根裏部屋の
アナログテレビに
”秋の嵐のやってきた後
壮絶な 雨が ふり降りて
かさがつぶれるくらいの中に
小さな少女が森の中で
じっと
髪を濡らし たたずんでいました。
服はもうずぶぬれのしずくを
たくさん垂らしてしました。
小さな少女の靴は
プカプカ 足踏みするほど
濡れていたのでした。
心細くして 顔を うつむいていたら、
「大丈夫かい、
大丈夫かい・・・・、」
と声が どこからか声が 聞こえてきたのでした。
「誰? 誰なの?
どこにいるの?」
と小さな少女は 濡れながら
言ったのでした。
「ここ、ここ、
ぼくたちは ここ・・・。
ここ・・・、
君に見えるかな?」
と 声がミュートで 聞こえてきました。
「ん、見えるよ・・・、
ずぶぬれで 小枝に止まってるね、
どうして そこにいるの?」
とちいさな女の子は 言いました。
「君を 見かけたらさ、
ずいぶん濡れてるね・・・、
大丈夫かい?」
と声がした。
「羽の折れてる傷だらけの天使さん、
痛みがわかるの?」
と小さな女の子は 言いました。
「ん、まあな、濡れて 寒くないかい?」
と傷だらけの天使は 言いました。
「う、 ううん、
ずっと ここで お父さんを待ってるの・・・、
約束なんだ・・・、」
と小さな女の子は 言いました。
「お父さんは いつ来るんだい?
ずいぶん 濡れてるよ・・・、
そうだ・・・、このりんご、よかったら
食べなよ」
と傷だらけの天使は 言いいながら
りんごを冷たいずぶぬれの手に
渡したのでした。
「ありがとう、
傷ついた羽根は 大丈夫なの?」
と小さな女の子は 言いました。
「ま、まあな・・・、」
と傷だらけ羽根の天使は 言った。
「今日は お父さんの誕生日なの・・・、
お父さんは このブルーローズが 好きなの、
お花やさんで 残りが一本だった・・・、
残り一本だったブルーローズを 買ってずっと待ってるんだ・・・」
と小さな女の子は 言いました。
「そうか、お父さん来るといいな・・・」
と傷だらけの羽根の天使は いいました。
「いいよ、
おいらが 一緒に待ってあげるよ~・・・、」
と傷だらけの羽根の天使は 言いました。
そんな中でも雨は 限りなく容赦なく
小さな体を 濡らしていくのでした。”
とドラマをやっていたのでした。
「こまり、なんか ほらやってるね、
この子 こんなに ずぶぬれだね・・・、」
とマーズが いいました。
「・・・?」
こまりは何も言いませんでした。
「マーズ マーズ、
おにぎり おにぎり・・」
とこまりは言いました。
「お花やさんのお話しより、
こまりはおにぎりか?
花より団子だね、カカカ・・・」
とマーズは 言いました。
「よし ばらおばさんに
おにぎり作ってもらうように
下に降りよう、こまり、
この話って 昔 あったようなドラマに
似てるね、でもお話しが違う・・・、
その2かな?
おいらも 火星から見てたんだよね~、
おっと こまりは
おにぎり おにぎり・・・カカカ・・・」
と二人は 下のざっくばらんの
ばらおばさんのところに降りていった。
「まり、マーズたち おにぎり、
もらいに 行ったみたいだね・・・、」
と玄人は 言いました。
「お花やさんの話らしいね・・・、
んん ん 1よりももっとお話し おもしろいかな~」
と玄人は 言いました。
「ん、どうかな?
でも 小さな女の子 かわいいよね、
ずぶぬれで かわいそうだ・・・、
早く お父さん 来ないかな~」
とまりは 言った。
「そうだね、」
と言いながら
玄人は 月の見えない小窓を背に
鏡にそっと 手を 振っていた。
ここには
いつかわからない
まりと 玄人らしき姿が 映っていたのでした。
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はい フレンズです。
卒業シーズンです。
涙をためて 今のときとお別れですね。
また 新しい時が めぐってくるようです。
ドラマのシリーズその2というのも楽しいですね。
では、
『きょうは あなたが 主役です。!』