<ようこそ
未来劇場へ・・・・・。>
おれんじの三日月 始まりの23
(一粒の 粉雪)
玄人の屋根裏部屋の小窓は
うっすら 白い景色を
映していた。
あたたまった布団の中から
ようやく 起きることのできた玄人は
下の部屋から、
聞こえる声が 響いてきた。
「玄人、ね、途中まで
一緒に 行かない?」
とまりの声が 聞こえてきた。
「あ~、 いいよ。まり・・・。
たまには あさのジョギングでも
するかなぁ~、
ばら おばさんからの新聞の広告で
仕事探してるのは 探してるだけど・・・、
まだ 決まらなくて・・・、
介護や 看護士
あとは まあまあ 募集がないことはない、
どうするかな~。」
と言いながら、下の部屋に 降りていきました。
湯たんぽのそばで 温まってる黒ねずみの蒼人とうさぎの紅は
ねぼけながら、
「また・・・、デートかい?」
「たまたま デートじゃない?」
とふにゃふにゃ つぶやいていました。
「まり、さ さ さむいなぁ~、
こまりは もうバス停まで たどりついたかな~。」
と玄人は 言いました。
「着いてるよ、
姿が 見えないから・・・、」
とまりは 自転車を 手で押しながら 言った。
「あれ?何?
そらから、白いごみ?
舞って落ちてきた。」
と玄人は いいました。
「なんだろう・・・、
あ、ほこり 道路に落ちた、
ひょっとして 溶けるものかも~、
あ、溶けた、
玄人、雪 雪だよ~、
これ・・・。」
とまりが 言いました。
「・・・、雪なの?
これが 雪?なの?
雪も 最初は 一粒から
落ちてくるんだね~」
と玄人は 言いました。
「あ~、あれが 2粒め・・・、」
とまりが 言いました。
「今度は グループ同士だね。
だんだん だんだん 増えていく・・・。」
と玄人は 言いました。
「ほら、ほら、一杯 一杯の粉雪になってきた・・・、
積るかな~」
とまりは 言いました。
「ん・・・、」
と玄人は 言いました。
冷たいくもに隠れたお日さまの光は
うすいおれんじを地平に たなびくように
帯を 作っていました。
「玄人、ありがとう、
まり、もう行くよ・・・、
あ~、もう 雪 上がってきた・・・
あ、あそこに こまりが バス停に
いた いた えらいね~ こまり、・・・。」
とまりは 言いました。
「おぅ、そうだな・・・。
じぁ、まり、ここで・・・。
と玄人は 言いました。
「ん、ありがとう、玄人・・・、」
とまりは 言いました。
玄人は まりが 自転車にのって
学校に行くところを見送って
こまりが丁度バスに乗るところを
見て 家に戻りました。
「玄人、二人とも学校に行ったのかい?」
とばらおばさんは 言いました。
「おばさん、ちょっと 雪が 降ってきたけど
すぐに やんだようですよ、
ふたりとも 学校に行きましたよ・・・。」
と玄人は 言いました。
「そうかい、ありがと・・・。
さてさて とそうじ、
っとその前に 顔が かさかさ ・・・。
おんなですもの~ 恋をする~
おんなですもの~ ムムム~
クリーム 塗らなきゃ・・、
美人にならなきゃね・・・。」
とばらおばさんは 言いました。
玄人は 屋根裏部屋に
戻りました。
「玄人 デートは どうだった?」
と蒼人は 言いました。
「玄人 まりは かわいいかったかい?」
と紅は 言いました。
「蒼人! 紅!」
と玄人は 言いました。
「玄人 どうだった?
カカカ・・・。チョコ もらえるかなぁ~、」
とマーズが 言いました。
「マーズまでぇ~?!」
と玄人は 慌てて 言いました。
「まず、この地球の現状を
把握 していかなきゃな~
21世紀 やまと クルーズは
優しい未来を みんなで 創っていこうぜ、」
と玄人は 言いました。
「そうだな、玄人、
何を していけば、いいんだろう。
そこから かんがえようぜ・・・。」
と蒼人は 言いました。
「ん、何から やればいいか、
だよね。」
と紅は 言いました。
「ゆっくりで いい。
ゆっくりで みつけていこう・・・。
千里の道も 一歩から・・・、」
と玄人は 言いました。
「そうだ、そうだ
カカカ・・・。星もそばにいる。」
マーズは 言いました。
屋根裏部屋のアナログのテレビには
この国の話し合いが 行われてるのが
映って いました。
玄人が 手をかざした鏡には
きのうの 立春に
神社で お参りをする人の姿が
映っていました・
「しあわせ 誰も
願ってるのだなぁ~。」
と玄人は アナログのテレビと
鏡を見ながら 言いました。
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はい、フレンズです。
では ゲストに 双子のコメンテーターさんを
呼んでいます。
コメントを 聞いてみましょう・・・。
「はい、 映画は いいですよ。
ぜひ 見てくださいね。」
と 言いました。
では、未来劇場トリム
雪が 舞い散りました。
手のひらでの
溶け具合は いかがでしたか?。
溶けたしずくには あなたの夢が・・・、
では、
『 きょうは あなたが 主役です。!』