おれんじの三日月 始まりの17  未来劇場 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
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未来劇場へ・・・・・。>






おれんじの三日月 始まりの17



(舞い散る雪に光るお日さま)




玄人の屋根裏部屋は

ごう~という 冬の嵐の音で

部屋が 揺れていた。


黒ねずみの蒼人と
うさぎの紅は
縦型湯たんぽのそばで
よりそうに 寝ていました。

なにしろ
湯たんぽは ひとつに
なっていたからでした。



下の部屋から

「まり まり、雪だよ~。」
とばらおばさんの声が していました。

「ゆき・・・。」
とこまりが ポツンとひとことだけ、言えました。

「学校 行けるかな、
まり、」
とばらおばさんは 言いました。

「ん、すごい雪だね、
でも 大丈夫。」
とまりは 言いました。

「こりゃ、すごい勢いで
積りそうだね、」
とばらおばさんが言いました。

「くつした 2枚はいたし、手袋して マフラーして
ホカロンもって・・・、

じゃ~、おかあさん、行ってきます。」
とまりは 言いました。

「なぎ どうしてるんだい?」
とばらおばさんは 言いました。

「あ~、 おじいちゃん 退院したって、

最初に 入院した病院に外科がなくて

今は そこを一度、退院して

ほかの病院に通うんだって・・・、

言ってた。

なんか 胃に できものができて


それが 胃カメラに 写ったらしいんだ、
って言ってた。

それが 良性のがんなのか
悪性のがんなのか・・・

なんだって・・・、」
とまりはいいました。

「そうかい、
80才で がんなんて 気の毒にねえ~、
それは 大変だ、

何も無くて 長生きするのが 一番だけど、
ここまで 生きて 来れて 出来た できもの なら、
旅立ちの切符を もらって しあわせなことかも
しれんね~、

無意味に外科の手術するより、
ご飯食べれるなら 福でき かもしれんね、

もう、子ども達も とっくに 自立しとるし、

二十代 三十代 の働き盛りのがんでは
なさそうだし・・・、」
とばらおばさんは 言いました。

「まごのなぎも 高校生・・・、
だけど、実際 おじいちゃんが亡くなったら
悲しいと思うよ・・・。

でも いまどきの人は
晩婚で ちいさな子ども抱えてる人も
いるよね・・・、

そのひとは んん 年寄りのがんでも
残されたこどもが 可愛そうだよね・・・、

あ、おかあさん、時間 時間、
行ってきま~す。」」
とまりは 言いました。

「気をつけて 行ってらっしゃい・・・、」
とばらおばさんは 言いました。




「棺おけの色とかデザインとか 決めれると
旅立ちも 楽しいことかも・・・。

時は いずれ 過ぎ去るもの、
わたしも将来のそのときは、

すべて 電話一本で オーダーできると
ありがたいことかも・・・。


未来は 解らない、
孤独死の旅立ちのことを 考えれば
みとられるっていうのは
なんて 幸せなこと・・・・、」
とばらおばさんは言いました。



「こまり、着替えゲーム
終わったね、

おかあさんが あっというまに
着替えさせた。
タイムは3分、

いつまででも 着せ替え人形さんだね~、
さあさ、GPSは リュックに 入ってるよ、
こまりもお友だちのところへ
行っておいで・・・・、

行ってらっしゃい・・・、」
とばらおばさんは 言いました。

「行ってきます。」
とこまりも ゆきの中、かさをさして
バス停まで 行きました。

しばらくして
ばらおばさんは こまりが
バスに乗れたか 見に行きました。

もう、こまりは バスに乗れたあとでした。

「こまりも バスに乗れるように
なったね~。」
とゆきの中、
家に戻りました。



屋根裏部屋の小窓には
雪が どんどん どんどん降って
積っていくのが 見えていました。

玄人は 起きていて
小さな三日月柄のこたつで
ぬくまっていました。



「すごい 冬の嵐だな~
今日は 仕事をさがしに行こうと
思ったのだが~、
無理かな~、」
と小窓から そらを見上げてとたん、


雪が はらり はらり
と 舞い散るむこうの
屋根の上から 
なんと お日さまの光りが 
見えたのでした。



「あれ~、お日さま、
ゆきの中に 出てきたぞ~、

お日さまの 雪化粧かな、

これは 晴れるかもれない・・・、」
と玄人は 言いました。



「玄人 そうかも、
どうして 月の光がないと
天気は 荒れるのかな~

そろそろ新月のころ
新しい月があらわれるぞ、」
と蒼人は 言いました。



すると
屋根裏部屋のアナログテレビが
ついて
「東の遠い島で 震度7の地震が
起こりました。」
とNEWSが流れてきました。



「玄人 地震だ・・・、」
と紅が 言いました。


「ん、そうらしい、
ここは、大雪、 東の遠い島では
地震か・・・、」と玄人は 言いました。

「何をするか、迷う、 大雪の日だな~」
と玄人は 言いました。

「そうだな~」と蒼人は 言いました。
「そうだな~」と紅は 言いました。




と ばらおばさんが屋根裏部屋のはしごを
きしむように上ってきて

「玄人、 ミルクが余ってたので
カフェオーレーでも 飲まないかい?

おや、おや、
あとの二人のイケメンの兄ちゃんも
どう?」
とばらおばさんが 言いました。


「ば ばら  ざっくばらんのばらおばさん
ぼ ぼ ぼく達がみえるのか~、」
と蒼人が 言いました。



「ざっくばらん、
なにも、 気取ってなくても~
イケメントリオだねぇ~、

おばさんは イケメンに 弱くて~、

どうだい、丁度 良かった、
ミルクが 余ってるのよ、

あったかいカフェオーレーは いかが、」
といいました。


「もらいます。」と蒼人と紅は 
シンクロして 言いました。


「そうかい、
今 持ってくるから・・・、」
とばらおばさんは 言いました。



「び び びっくりしたな~ もう~
あのおばさんは なんだ?」
と蒼人は 言いました。


「おまえら、変装が うまくないじゃ~
ないか~、」
と玄人は 言いました。


二人は 鏡にその姿を写して
「そんな~ ばかな この変身は~
完璧だよな、 紅、」

「あ~ そうとも、
蒼人・・・、」

「あったりきさ・・・、

なにしろ 銀河系 地球星 アジア圏
日本国 星星県 空市 屋根裏町一番地
で育ったおいら達だからな・・・。」
と二匹は 言いました。

「違うのは おれは2番地・・・」
と紅は 言いました。

「あいかわらず、長い住所だな~、
月に 留学してた時から、変わらん・・・、」
と玄人は 言いました。



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はい、フレンズです。

まりの家では 
大雪が 降ったようです。

お日さまは ゆきが舞い降りていても
出てくることが 出来るのですね。

部屋をひだまりいっぱいにして・・・、

当方 このトリムでも
ゆきを降らせて頂きました、

お日さまも出させて 頂きました。
雪化粧のひだまりは、

いかがでしたか?

この立体劇場で
たくさん 積った方は
ゆきだるまを 作られたようですね。
お楽しみいただけましたか?

わたしども フレンズは ニットの帽子
手袋をさせてもらいました。

もちろん このニットの帽子は
防水発熱性で 自然に雪が 溶けるものです。


では、

『 きょうは あなたが 主役です。!』