3話 坂の中腹にあるストア
坂の中腹にあるストア
自動ドアが すっーと開く
レジ台が てんてんと並び
ストアの ユニフォームを着て
買い物客が 買い物かごに食品をいれて
レジまで 来るまで 落ち着かないように
待つ 店員、
接客をして レジのバーコードリーダーで
食品のバーコードを読ませて
清算をして 食品をかごにいれている
店員がいる
ざわざわっとしている食品売り場のそばには
甘いかおりの
やきたてのパンのかおりがしている
とうめいなガラス窓には
そのパン屋のロゴが描かれ そのむこうには
縦じまのユニフォームが せかせか働いていて
焼きたてのパンの生地が
次々と丸められ 並べられている
長いパケットや極太のバタールの
フランスパンが かごに立てられ
焼きたてのパンが かわいいかごに
おさめられていた
”洋子、ほんとうに、つくれるのか?”
と仁が聞いた
ちょぴり ほおをふくらませて 洋子は
” ん、 そうね、 大丈夫よ、
えっと、じゃがいもと たまねぎと
にんじんと~ お肉とカレー粉”
といいながら ストアのかごを
ひじにかけた
”そうか、 手作りかぁ~、そうなんだぁ~、
つくってくれや、な、洋子”
と仁が言った
洋子は 軽くうなずいて 微笑んだ
そして こころがほわっと
なぜだか 暖かくなった
ビートルズの明日に架ける橋のインスルメンタルが ストアに流れていた
なれないストアを あちこち見て 二人で 歩いて
じゃがいもやにんじん、たまねぎをさがして
洋子はかごにいれた
”んと~、あとは~ お肉・・・。
豚肉でいい?”
”いいさ、いいさ、豚肉で、”
と仁が言った
言った仁の顔を 上目使いで
そうっと のぞいて 洋子はにこっと
わらった
”洋子 これこれ、これは、カレー粉
とってきてやったぞ!”
と仁が言った
”仁、サンキュウ!”と
洋子が ほんのすこし 顔をあからめて
言った尾菓子売り場では
アンパンマンのきぐるみが
試食を手に持って
いろいろな色の風船が 浮かぶワゴンで
試食売りをしていた
”ね~、仁、見て 見て・・、
ほら、あそこにアンパンマンが、”
と洋子がいいながら
アンパンマンのほうへ 歩き出した
”仁、このチョコおいしいよ、たべてみる?”
”チョコか、・・・、”
”おいしい、おいしい、さぁて
仁、レジに行こうね、”
”あ~ いいともさ”
とふたりで レジに駆け寄り ならんだ
坂の中腹にあるストア
自動ドアが すっーと開く
レジ台が てんてんと並び
ストアの ユニフォームを着て
買い物客が 買い物かごに食品をいれて
レジまで 来るまで 落ち着かないように
待つ 店員、
接客をして レジのバーコードリーダーで
食品のバーコードを読ませて
清算をして 食品をかごにいれている
店員がいる
ざわざわっとしている食品売り場のそばには
甘いかおりの
やきたてのパンのかおりがしている
とうめいなガラス窓には
そのパン屋のロゴが描かれ そのむこうには
縦じまのユニフォームが せかせか働いていて
焼きたてのパンの生地が
次々と丸められ 並べられている
長いパケットや極太のバタールの
フランスパンが かごに立てられ
焼きたてのパンが かわいいかごに
おさめられていた
”洋子、ほんとうに、つくれるのか?”
と仁が聞いた
ちょぴり ほおをふくらませて 洋子は
” ん、 そうね、 大丈夫よ、
えっと、じゃがいもと たまねぎと
にんじんと~ お肉とカレー粉”
といいながら ストアのかごを
ひじにかけた
”そうか、 手作りかぁ~、そうなんだぁ~、
つくってくれや、な、洋子”
と仁が言った
洋子は 軽くうなずいて 微笑んだ
そして こころがほわっと
なぜだか 暖かくなった
ビートルズの明日に架ける橋のインスルメンタルが ストアに流れていた
なれないストアを あちこち見て 二人で 歩いて
じゃがいもやにんじん、たまねぎをさがして
洋子はかごにいれた
”んと~、あとは~ お肉・・・。
豚肉でいい?”
”いいさ、いいさ、豚肉で、”
と仁が言った
言った仁の顔を 上目使いで
そうっと のぞいて 洋子はにこっと
わらった
”洋子 これこれ、これは、カレー粉
とってきてやったぞ!”
と仁が言った
”仁、サンキュウ!”と
洋子が ほんのすこし 顔をあからめて
言った尾菓子売り場では
アンパンマンのきぐるみが
試食を手に持って
いろいろな色の風船が 浮かぶワゴンで
試食売りをしていた
”ね~、仁、見て 見て・・、
ほら、あそこにアンパンマンが、”
と洋子がいいながら
アンパンマンのほうへ 歩き出した
”仁、このチョコおいしいよ、たべてみる?”
”チョコか、・・・、”
”おいしい、おいしい、さぁて
仁、レジに行こうね、”
”あ~ いいともさ”
とふたりで レジに駆け寄り ならんだ