フライ トウ ザ MOON歩み(275) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりのあさ
やや肌寒く
しろく明けた

虫の音は
か細く

くもりから
秋雨のくもの隙間から
晴れて いた

満月になるには
空気を とっぷり
湿らせてから・・・、

空間移動したもりの
ななつ海では~~~、

透明な秋雨が
降りた後のもりの中を
やや少しの紅から
茶色になって
かぜに転げる落ち葉の中を
宙は 
ややヒンヤリした空気の中を
踏みしめるように
歩いていた・・・。

古家には、 
あしなが蜂の巣は2つになっていた

”ただいま・・・
七つ海の案内人に会って
七つの虹色のブレスレッドを
集めることが 出来たんだ・・・、

星降るコート マントは
どこで もらえるのだろう
もうすぐ 満月なんだ・・・、

宙は 月様のところまで
この 翼で 飛んでいくんだ・・・、”
と宙は言いました。


”そうね~
もうひとつの魔法で
そのブレスレットと
星降るコート
案内人たちは マントって
言ってたかしら・・・
交換しなくちゃね、”
と古家のすみびとは
なぜかの魔女の変装で
言いました。

”そうか~、
このもりのどこかを
探してみる・・・、”
と宙は言いました。

どこなんだろうね、”
とペリカンくんは
いいました。

”あ、あそこで
誰か お祭りのバザーの用意を
している人たちがいるよ・・・、”
と宙は言いました。

”これは~
新品・・・、
500円

この子供服は
300円、”
と値札をつけいました。

”この~ 星降るマントは~”
とバザーの人が
星降るマントを広げていました。

”あ~~!
あんなところに
掘り出し物が~、”
と宙は言いました。

”すみません、
お金は 持っていないのですが
この七つ海の虹の
ブレスレッドと
その星降るマントと
交換してもらえませんか?”
と宙は 思い切って聞いてみました。

そのバザーの用意をしている空間は
まぼろしのように
偶然 現れたのでした。

”いいですよ、
宙ちゃんて言うんでしょ・・・、

この星降るマントは
宙ちゃんに
とっても お似合いよ。

どうぞ・・・”
と宙は 七つ海の虹のブレスレッドと
ついに星降るマントと交換することが
出来たのでした。

”やった~、
これで 月様に逢えるんだ、

宙は 飛ぶ・・・

あの紺色のそらへ・・・”
と宙は言いました。

言ったとたん
”へへヘックシュン・・・、”

バザーの手伝いの人たちは
幻のように消えて
カミさまが 鼻をカミながら
現れました。

選手交代した
新しいカミさまでした。

”宙のことは 聞いておる。

新しいみんなのための予算をたてて
その中のひとり
星降るマントを
生きる力をつけてきた宙ちゃんに
渡してくれ・・・と
頼まれていたのだよ・・・

ここは あなの中

こんなにたくましくなった宙には
もう不思議な鏡のお手伝いは
いらないね・・・、

さっきのバザーの手伝いの人たちは
この不思議な鏡に映っていたんだよ・・・、

さあ~、その星降るマントを着て
そらに飛ぶんだ・・・、

充分 宙は

たくましく 生きる力をつけた、

満月のそらには
でっかい 機関車も
月様で飛ぶ日なのだ・・・

行くんだよ、宙、

秋の七草隊も

ここから 見守っている、

よく ここまで きたね。”
と新しいカミさまは
言いました。

もりの満天は
うすい白のくもの紗を貼って
満ちる月様の姿を現わして

まるで 宙を迎えるように

くっきり、
その姿を待ち遠しいように
映してしました。