フライ トウ ザ MOON歩み(269) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりのあさは
きのうと変わらず
やや暗く明けて
ここぞとばかりの
虫の音と
とりのさえずりが
聞こえていました。

古家のすみびとの
パソコンを打つ手には
日だまりが
差し込んできていました。

”生きる力か・・・、

どうしたら 生きていく力が
着くんだろう・・・、”
と宙は
くじらのジーラの背中で
言いました。

”宙 見てごらんよ、
天の川だ、”
とペリカン君は言いました。

”きれいだね~”
と宙は言いました。

”この先に
くじら座があるんだが・・・、
もう少し 寒くならんと
空間の扉があかんのじゃ。。。、”
とくじらのジーラは言いました

”そのむかし むかし
アンドロメダを おじいさんくじらが
食べてしまおうとしたことがあった。

そこにペガサスに乗った
ぺルセウスが来てな、ペルセウスに
石にされたそうだ・・・

このまだ 少し痛む痛みは
そのせいかな~”
とくじらのジーラは言った。

”んん?”
ときたんこナスが
起き上がってきた・・。

”あ。あれは 誰?

羽根を つけて優雅に
飛んでる・・・、

星降るマントを
持っているんだうか?”
と宙は言いました。

”宙 あの優雅な馬は
ペガサスだよ・・・、”
とペリカン君は言いました。

”いいな~、
宇宙を あんなふうに
飛べるんだね・・・、”
と宙は言いました。

”宙ちゃん、
あの でっかい機関車に乗れば
すぐ 月様に逢いにいけるよ、
乗って行くかい?”
とくじらのジーラは 言いました。

”んんん、いえ
星降るマントを手に入れてから
月様のところまでいくの・・・、

きっと 冒険の話
たくましくなった話
生きていく力の話、
そのおはなしをしながら、

月様と 仲良くできるもの・・・、”
と宙は言いました。

”そうかい、そうかい、”
とくじらのジーラは 言いました。

”あんなところに
くろいメガネのうさぎさんが
星座になって おすまししてるよ”
と宙は言いました。

”ウサギ座は
オリオン座の南にいて
まだ 見えんはずじゃ、
おかしいのぅ”
とくじらのジーラは言いました。

”そうなの?”
と宙は言いました。

”天の川のある雨中の海のむっつ海
さて 生きる力は 何だろうね~”
とくじらのジーラは言った。

”なんだろう?”
と宙は言いました。

もりは
また 変わらず
よるのくろに染まり
1つ星をくものしじまに中に
浮かべていました。