フライ トウ ザ MOON歩み(261) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりのあさは

涼やかな空気に
大地は 包まれる
山は 秋がすみ
たわわな緑の先に
お日さまの妖精が
赤く宿り

田は 緑に生い茂り
かかしが 見守っていた

秋の七草島の
ほらあなでは~・・・、

”ほほ~い・・・、”
と宙が言うと・・・、

”ほ、ほ、ほい”
とだれかが答えました。

”ほい、ほい、”
と 宙が言うと~

”い、ほ、いほいほ”
とだれかがこたえました。

”誰か 宙に
おはなししてくれるよ・・・、”
と宙はいいました。

”宙、洞窟だから、
ひびいてるんだよ・・・、”
とペリカン君が言いました。

”そっうか・・・、”
と宙は言いました。

”ここの洞穴に入ると
生きる力が 見つかるって
どういうことなんだろう?”
とペリカン君は言いました。

”んん、どういうこと
なんだろう?”
と宙は言いました。

”ここにも
掲示版があるよ・・、
何がうつってるんだろう?”
と宙は言いました、

”どこかの若者が
ドラマを演じてたのが
うつってるよ~、

がんばってるね~・・、”
と宙は言いました。

”ん、と
次の掲示板は~
これから、寒い時期に
入ります。

お体には
お気を つけください。
って
書いてあるよ~

あ~、
もりの学校のいくつかが
学校閉鎖になってるって
書いてある・・・、

さみしいよね・・・、

休みの間の勉強は
どうするんだろ~ね”
と宙は言いました。

”先生が 教材を配って
電話してるのが
映ってる・・・
みんな けん命に
生きてるんだね・・・、

こんなときも
七転び八起だね・・
すごいな~”
とペリカン君は言いました。

”病気やかぜから
強くなるのには、
どうしたら、
いいんだろう?”
と宙は言いました。l

”い、い、んん、だだ ろう・・・。”
とまた
だれかの声が聞こえてきました。

もりのよるは
またくらくなり、

満天は紺空に
くものしじまと
星をきらめかせて

今のときを
命いっぱい
色どっていました。