もりのあさは
涼やかな空気に
大地は 包まれる
山は 秋がすみ
たわわな緑の先に
お日さまの妖精が
赤く宿り
田は 緑に生い茂り
かかしが 見守っていた
秋の七草島の
ほらあなでは~・・・、
”ほほ~い・・・、”
と宙が言うと・・・、
”ほ、ほ、ほい”
とだれかが答えました。
”ほい、ほい、”
と 宙が言うと~
”い、ほ、いほいほ”
とだれかがこたえました。
”誰か 宙に
おはなししてくれるよ・・・、”
と宙はいいました。
”宙、洞窟だから、
ひびいてるんだよ・・・、”
とペリカン君が言いました。
”そっうか・・・、”
と宙は言いました。
”ここの洞穴に入ると
生きる力が 見つかるって
どういうことなんだろう?”
とペリカン君は言いました。
”んん、どういうこと
なんだろう?”
と宙は言いました。
”ここにも
掲示版があるよ・・、
何がうつってるんだろう?”
と宙は言いました、
”どこかの若者が
ドラマを演じてたのが
うつってるよ~、
がんばってるね~・・、”
と宙は言いました。
”ん、と
次の掲示板は~
これから、寒い時期に
入ります。
お体には
お気を つけください。
って
書いてあるよ~
あ~、
もりの学校のいくつかが
学校閉鎖になってるって
書いてある・・・、
さみしいよね・・・、
休みの間の勉強は
どうするんだろ~ね”
と宙は言いました。
”先生が 教材を配って
電話してるのが
映ってる・・・
みんな けん命に
生きてるんだね・・・、
こんなときも
七転び八起だね・・
すごいな~”
とペリカン君は言いました。
”病気やかぜから
強くなるのには、
どうしたら、
いいんだろう?”
と宙は言いました。l
”い、い、んん、だだ ろう・・・。”
とまた
だれかの声が聞こえてきました。
もりのよるは
またくらくなり、
満天は紺空に
くものしじまと
星をきらめかせて
今のときを
命いっぱい
色どっていました。