もりのあさは
長月、二度目の雨の
お披露目
長月の涼しい空気の
グレーの世界
もりの選挙は
選手交代という結果に
になっていた
各政策も
道の途中
時は何を選択し
どんな時を刻むのだろう
新しい大臣の人事を
もりの古家のテレビは
映していた
秋の七草島に 着いた宙たちは・・・、
”ここには
きれいな ささやかな花が
ゆれてるね・・・、”
と宙は言いました。
”ここは~
あれは~
おみなえし・・・、
あれは~
すすき・・・、
あれは、ききょう
あれは、なでしこ
あそこに ふじばかま
あそこに くず
あ、あれは はぎ
あ~、
秋の七草が お~、そろってるんだな~”
とペリカン君は言いました。
”はじめまして、
私は すすきと申します。
秋の七草島へ ようこそ・・・。
これから、時が経つにつれて
いちょうも紅葉していきます。
ぞうぞ ごゆるり
お過ごしくださいませ”
とすすきが言った。
”はじめまして、
わたしは 大 中 小の中じゃなくて
宇宙の宙といいます。
よろしくお願いします。
生きる力を探しています。”
と宙は言いました。
”そうですか?
生きる・力ですか・・・、”
とすすきは言いました。
もりのよるは 天然で
宙たちとはおかまいなく
よるのくろに 染まりました。
時が 流るる中
人の顔ぶれも 大河が
護岸を削るごとく
少しづつ 入れ替わりを
されていきます。
そして 時をみつめて
こころ いっぱい
生きるとき 花を咲かせて
心残りなきように・・・、
満天は 雨が止み
グレーのくもりの世界
虫の音が
涼しい中
鳴り響いていた