もりは
9月6日(日)
晴れ
あさ やや遅く
あさは明けて
すっきりした
しろいあさ
せつなく短く去った夏を
惜しむように
明光度を上げていく
そらは青空
入道雲を軽く流して
おそらのキャンパスは
いろいろなくもの形を
つぎつぎにあらわす。
んと 最後は行き詰って
ややグレーの固まり
ちょいと誰かに似て
おちょこちょいなのかも・・・。
ハテサテ
古都島の
都では~・・・。
どうなってますか・・・。
”トラねこさん、
からし山まで バスにのりたいけれど、
バス停は どこにありますか?”
と宙は聞きました。
”からし山かぁ~・・。
都駅の~ おもてぇ~?
いや~うらぁ~、
からし山だよね~・・・。
そうだな~、
都駅の~ うらぁ~・・・。
っと
まず うらに
行ってみてくれ・・・、
なにか わかるだろ~?
ん、とチョコはいらない・・。
小さくならなくても
行けるからね・・・。”
ととらネコは言いました。
”都駅のうらぁ~らしい。
八畳だよね・・・。
いこう、
この都の駅は
しかし 修学旅行生が
多いな~・・・、
宙、間違って
はぐれるなよ・・・。”
とペリカン君は言いました。
”ん、”
と宙は言いました。
”こちらでございますね、
かの君の舟は・・・、
早く 逢いたいでございます。
いとしくて
夢見のつづき
なぎ川面
駆けていくよと
しばしあせりを
・・・”
とヒカル銀二は
唄った。
”しかし~
八畳まで結構歩いたよ?
さ~、バス停はどこなの?”
と宙は言いました。
”バス停がありすぎて~
果たして
どのバス停が真実なのか?”
とペリカン君は言いました。
”道ゆく人に聞いてみようよ”
と宙は言いました。
”ん、そうだな・・・。”
とペリカン君は言いました。
もりの夜はまた
無常にも暮れていき
やすみのよるを迎えていた。
むしの音とともに
ひがしの天上近くを
濃いグレーのくものすきまから
月様がそっと地上を
のぞいていた。