フライ トウ ザ MOON歩み(246) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりは
しろく明けて
秋の小窓は
グレーのくもりの世界だった

また
あさは やってきた
まだ蒸し暑い
一日の始まり・・・。

さてはて
そっときゅっと
古都島の都では~

”寝てもさめても
ああ~ いとしい人は
いずこに・・・。

運命の君が見つかれば
月様まででも
この衣で
飛んでいけそうさ

何もこわくないさ・・・、”
とヒカル銀氏は言いました。


”月様まで
飛んでいくのに
その~、衣で
飛べるの?”
と宙は言いましえた。

”そうさ、
運命の君を
みつけたらね、”
とヒカル銀氏は
言いました。

”その~
衣・・・。
まさか~、
星降るマント?
だったりして・・・。”
とは言いました。

”ま、星と月の模様は
入っているが・・・、

星降るマント?
でなく
飛び衣さ・・・、

伴侶を見つけられたら
月様まで飛ぶ

あ~、
いとしい君はどこに~?”
とヒカル銀氏は
言いました。

”そうなんだ、
ひとりわびしく
生きるより
誰かと 時を分かち合いたい・・。

なるほど~、

ヒカル銀氏君
運命の君とやらを
探しにいこうぜ・・・。

ただし~、
宙は~
違うからな~!”
とペリカン君は言いました。

もりはまたよるになり
ヒグラシが
鳴いていた

もりのテレビは
泉式部の恋を
詠っていた・・・。