もりは
しろく明けて
秋の小窓は
グレーのくもりの世界だった
また
あさは やってきた
まだ蒸し暑い
一日の始まり・・・。
さてはて
そっときゅっと
古都島の都では~
”寝てもさめても
ああ~ いとしい人は
いずこに・・・。
運命の君が見つかれば
月様まででも
この衣で
飛んでいけそうさ
何もこわくないさ・・・、”
とヒカル銀氏は言いました。
”月様まで
飛んでいくのに
その~、衣で
飛べるの?”
と宙は言いましえた。
”そうさ、
運命の君を
みつけたらね、”
とヒカル銀氏は
言いました。
”その~
衣・・・。
まさか~、
星降るマント?
だったりして・・・。”
とは言いました。
”ま、星と月の模様は
入っているが・・・、
星降るマント?
でなく
飛び衣さ・・・、
伴侶を見つけられたら
月様まで飛ぶ
あ~、
いとしい君はどこに~?”
とヒカル銀氏は
言いました。
”そうなんだ、
ひとりわびしく
生きるより
誰かと 時を分かち合いたい・・。
なるほど~、
ヒカル銀氏君
運命の君とやらを
探しにいこうぜ・・・。
ただし~、
宙は~
違うからな~!”
とペリカン君は言いました。
もりはまたよるになり
ヒグラシが
鳴いていた
もりのテレビは
泉式部の恋を
詠っていた・・・。