もりのあさは
葉月を
勢いよく
吹き飛ばすように
かぜ強くして
嵐を呼んだ
宙たちは
くじらのジーラの
おっさんのせなかを
降りて
超高速電車で
古都島の
都を目指した。
超高速電車は
トンネルをいくつも
抜けて
都に着いたのでした。
”宙、
この都の駅は
舞妓さんの人形が
立っているよ、”
とペリカン君が言いました。
”本当だね、
どこかのすみびとの
修学旅行生が
いっぱいならんでるね、”
と宙は言いました。
”古都って
古い都なんだよね、
どんなところなんだろう~”
と宙は言いました。
”宙~、見て
外人さんもいるよ、”
とペリカン君は言いました。
”ん、古都なんだよね~、”
と宙は言いました。
そこへ
えぼしをかぶり
平安朝に貴族の格好に
はかまをはいた
ヒカル銀氏が
都の駅を
”恋はこ~い~
恋は
いきるちから~”
と歌いながら
歩いていました。
”宙、あのひと・・・、”
とペリカン君は言いました。
”恋はこ~い~
恋は
いきるちから~
って
歌って いたよね”
と宙は言いました。
”宙、あのひとが
何か知ってるかも
しれないぞ~、
聞いてみよう・・。”
とペリカン君は言いました。
”ん、そうしよう、”
と宙は言いました。
もりは
こんばんも暮れていき
よるのくろとなり
もりの選挙も
新しい風が吹き
新しい人が
当選したようです。
さてさて
時は
何を積みかせねて
いくのでょうか、
明日からは
長月に
暦は変わります。
月様は
紺空にふっくらおぼろ月夜
ひさしぶりに
とぼけた
ぼかし顔で
そらに現れて
長月のゆめを
つづりにそっと
現れていました。