フライ トウ ザ MOON歩み(244) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりのあさは
葉月を
勢いよく
吹き飛ばすように
かぜ強くして
嵐を呼んだ

宙たちは
くじらのジーラの
おっさんのせなかを
降りて
超高速電車で
古都島の
都を目指した。


超高速電車は
トンネルをいくつも
抜けて
都に着いたのでした。

”宙、
この都の駅は
舞妓さんの人形が
立っているよ、”
とペリカン君が言いました。

”本当だね、
どこかのすみびとの
修学旅行生が
いっぱいならんでるね、”
と宙は言いました。

”古都って
古い都なんだよね、

どんなところなんだろう~”
と宙は言いました。

”宙~、見て
外人さんもいるよ、”
とペリカン君は言いました。

”ん、古都なんだよね~、”
と宙は言いました。

そこへ
えぼしをかぶり
平安朝に貴族の格好に
はかまをはいた
ヒカル銀氏が
都の駅を
”恋はこ~い~
恋は
いきるちから~”
と歌いながら
歩いていました。

”宙、あのひと・・・、”
とペリカン君は言いました。

”恋はこ~い~
恋は
いきるちから~
って
歌って いたよね”
と宙は言いました。

”宙、あのひとが
何か知ってるかも
しれないぞ~、

聞いてみよう・・。”
とペリカン君は言いました。

”ん、そうしよう、”
と宙は言いました。


もりは
こんばんも暮れていき
よるのくろとなり
もりの選挙も
新しい風が吹き
新しい人が
当選したようです。

さてさて
時は
何を積みかせねて
いくのでょうか、

明日からは
長月に
暦は変わります。

月様は
紺空にふっくらおぼろ月夜
ひさしぶりに
とぼけた
ぼかし顔で
そらに現れて
長月のゆめを
つづりにそっと
現れていました。