フライ トウ ザ MOON歩み(216) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりのそらは
まよいまよいのお天気も
そろそろ
からだは なれたころかい
というように

まっさおなそらに
ふわふわの入道雲を
うかばせて
なつ空です。

”♪どこのだれだか、ムムムム・・・、
だれもがみんな しってムムム・・・、
ぼくは誰でしょう?”

”ペリカン君!”
と宙は言いました。


”宙、どれ~、
羽根は どうだい?
羽ばたけるようになったか?”
とペリカン君は言いました。

”ん、どう?
宇宙スイカをたべたら
にょきにょきって
ふわふわになったんだよ・・、

それに
星降るずきんも
ネックレスも
くろい月の真珠も
もらってきたんだ
ほら、ふわふわ 
ほら、こんなにとべるよ、
MOON、ファイト<<<!”
とあちこち飛びながら
宙はいいました。

”そうか、そうか、
それは たくましくなったね、
宙・・・。”
とペリカン君は言いました。

”あのね、
お菓子の家で
ちいさな男の子と知り合いにも
なったんだよ・・・、”
と宙は言いました。

”そういえば、
一回連れてきたよね、”
とペリカン君はいいました。

”そ、そうなんだ、
回転扉が
ここにつながってるなんて
夢にも思わなかったんだよ・・・。”
と宙は言いました。

”宙、暑くなったね

アイスクリームでもたべよう・・・、
カミさまの穴から
ここにホームステイして
季節は はや
秋から 冬 春から夏

ずいぶん旅をしたね・・・。”
とペリカンくんは言いました。

”暑いから、アイスクリーム、
おいしいね、
宙、アイスクリーム大好き!!!”
と宙は言いました。

"お、そうだ、
アイスクリームはおいしいぞ!”
とペリカン君は言いました。



ひさしぶりに
もりの古家にかえり
ゆっくりした宙でした。




もりの古家のテレビには
もりの選挙があるらしく
演説合戦がさかんに
行われているのが映っていました。
優しい未来へと人の生命と
地球の自然が守られるようにと
宙は 
こころで一生けん命に願いました。

もりは星を光らせてはいましたが
葉月の月の姿は
見当たりませんでした。

夏の月は果たして
見えるものなのでしょうか?

そして しずしずと
また 時は確実に
過ぎていくのでした。