まどろみつつ
しろいあさは
はやく明けて
地上のものの
色を闇のいろから
あさのいろに染め替える
せみは
あたらしい生命力で
夏をいろどりはじめ
欠けるお日さまの
歌を歌いだす
ややうすぐらい欠ける
お日さまの登場に
うすぐらいそらが
そのようすの物語を
そっと教えてくれてるのを
コピーされたようなうすいもりの
ゲームセンターのパノラマは
映していました
さいころは海の中を
くるくるまわって
宙のてのひらのうえで
1をさし示しました。
”1だ。宙ちゅん、”
とちいさな男の子は言いました。
こまを1すすめると・・・・、
おおきな真珠貝の貝のからが
開きました。
なかにくろく欠ける
真珠貝が現れました。
”宙ちゃん、くろい貝が
ここに出てきたよ・・・、”
とちいさな男の子は言いました。
”ん、これは
くろい真珠貝だね・・・、
だんだん時間とともに
くろくなってくるみたいだよ”
と宙は言いました。
宙はその真珠をとるかとらないか
の瞬間
まばゆい光に包まれて
まばゆい宇宙ステイションの
ふりだしに戻されたのでした。
46年ぶりの天体ショーが
自然の偉大さの力で
満天を色どり
多くの人々が
自然におそれ知りあいながら
体験をするなかでも
きっちりよるは
やってきて
やすらぎのよる
宙たちはまだ
皆既日食に日で
時は止まっているようでも
エアコンのきいている
パノラマはよるを
映していました。