フライ トウ ザ MOON歩み(200) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
夏バテしたって
いいじゃないかぐらいの
暑さと
まぶしい光線を
地上に
降りまいて
あつあつの空気に
つつまれて
ほっとほっとな一日
そんな日を
コピーされたうすいもりの
ゲームセンターのパノラマは
映していました。

”よし、宙ちゃん
次の部屋に行こう”
とちいさな男の子はいいました。

”扉を開けて・・・、
ここの部屋と
むこうの部屋と
宇宙空間でまだ
つながってないよ

どうしよう・・・、”
と宙は言いました。

”ん こまったな、
むこうにわたれないね、”
とちいさな男の子は言いました。

そのときです。
宙たちをむかえるように
次のへやが
ドッキングしました。

”あ~、よかったね、
宙ちゃん、”
とちいさな男の子は言いました。


”ん、よかったね”
と宙は言いました。


扉があいて
宙は
さいころが宙をているのを
みつめました。

”さて いくつがでるのかな?
えい・・、”
と宙が声をだしたら
さいころは
重力調整をして
宙のてのひらの上の
落ちてきました。

今度は果たして
いくつでしょう?

満天は紺空にうすいくもの
紗を貼って
天にふたつ星

着実に時をかさねて
よるの時

そして
今夜も暮れて行くのを
パノラマは
映していました。