フライ トウ ザ MOON歩み(196) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
てかてかあつあつ
ゆめの続きは
灼熱の空気の中
ゆらめき漂う
熱波の中
35度

フレッシュイノセンスのかおり
真新しいお香ちいさな線香のともし火
コピーされたうすいもりの
ゲームセンターは
真夏日を
映していました

”宙ちゃん 1の部屋に入ったよ
なにが見える?!
とちいさな男の子は言いました。

”A、Bの小窓が明るいから
どっちが近道のこまに出られるだろうか?”
と宙は言いました。

”しかし、
この1の部屋は暑いね
ぎらぎらさ”
とちいさな男の子は言いました。

”Aにする?
それともBにする?
それが 問題だね、”
と宙は言いました。

”宙ちゃん、 どっちがいい?”
とちいさな男の子は言いました。

”どちどちどっちにしようかな?
カミさまのいうとおり!”

宙ちゃんの携帯が
A列車の着歌で流れました。

”あ、カミさまが A列車でいこうって
言ってる”
と宙は言った。

二人は
Aの小窓を列車の音が始まると
同時に吸い込まれていきました。

”そういえば 宙ちゃん、
さいきんかみさまになりたい人が
ふえたらしいよ”
とちいさな男の子は言いました。

”真のもりの優しい未来を
創っていかれるカミさまは
はたして 誰なのでしょう?”
と宙は言いました。


”へへへヘッへクシュン”
と携帯のまち受けから
くしゃみが聞こえてきました。


”ん、そうだね、
地球が壊れないように
生き物がいきいき生きていけるように
なってほしいね。”
とちいさな男の子は言いました。

”なんかこの部屋暑くて
砂嵐のように
かすんで見える、
何なんだろう、”
と宙は言いました。


”『このメガネを
おつかいください』って
書いてるよ”
とちいさな男の子は言いました。

”なに? このでかいトンボメガネは。”
と宙はそういいながら
メガネをサングラスとかえたとたん、
・・・、


生暖かい空気にお化けも
そろそろ出番かなと
☆も見えず
紺空にて
しろのしじまを
うかばせて
月もみえず
そんなよるをうすいもりの
ゲームセンターのパノラマは
映していました。