フライ トウ ザ MOON歩み(186) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
文月3日
晴れではじまり
しとしとと雨が降ったのを
コピーされた
うすいもりの
ゲームセンターのパノラマは
映していました。

”ふたつめのお願いは
たまご投げゲーム会場まで
行きたいの”
と宙は言いました。

”ほう、ご主人様
そうでございますか?”
と大男は言いました。

”宙ちゃんを
たまご投げゲーム会場へ
つれていってあげて・・・、”
とちいさな男の子は言いました。

今すぐはやっておりません。
それらしいところへは
ご案内しましょう・・。

しかし お日さまを直接、見ては
いけません。
約束できますか?”
と大男は言いました。

”ん、宙、約束
する、”
と宙は言った。

”そうでございますとも、
いくら月様が
くろうをして くろの月様にかわって
お日さまから 姿を現しても
直接 お日さまを
見ては いけませんよ、”
とあらしんは言いました。

”ん、そうするよ
まず、たまご投げゲーム会場へ”
と宙は言いました。


”では、願いをかなえてあげましょう。”
と大男は言いました。

うすいもりの
ゲームセンターのパノラマは
晴れた文月を
またしっとり濡らして
その熱さを 冷やしていました。