きせつの風のにおい 月の終わりと三日月と雨 水無月の終わりに 三日月が そらに 上がると雨 戸惑いながら 始まった梅雨に水無月の思い出と 書き続けた光の壁の思い出と 三日月が 涙を落とし 洗い流すように しろい 外 あめのにおい 灰色のそら とうめいの雨粒 そして 雨 月の終わりと三日月と雨