フライ トウ ザ MOON歩み(178) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
水無月下旬
満天は 水色のそらに
絵筆で しろのペイントで
線を のびのび えがいている

お日さまは 見上げないと
みつからず
高い高い 高い位置で
地上を照らして 暑い日を
うすいもりのコピーされたような
パノラマは
映していた

”あ、こんなところに
時計がある、

ねじ巻きの振り子時計だよ、宙”
とちいさな男の子は言いました。


”まほうのランプ、透けてとれないよ・・、
どうしてなの?”
と宙は言いました。


”ん、この時計を針を動かして
26日にあわせよう、

時間は 24時24分・・・、”
とちいさな男の子は言いました。


”あれ、この振り子時計
目覚ましがセットしてある、
あらしん どうなってるか、
わかるかい?”

”ん、時限制限のようだ、
このまほうのランプの部屋は
ランプを手に入れた後

メンテナンスにはいるらしい
25時で この部屋をでないと 
危い ということでございます。”
とあらしんは言いました。


”ランプが針をあわせたら
形になって光った、

さあ急ごう
今脱出でも 間に合うかな?”
と宙はいいました。


”あ、待って、
少し宝物をもらって・・、と”
と小さな男の子はいいました。


”やるきゃない!
急いで!
まにあうかな、

いま 24時33分
この部屋を脱出・・、”
と宙は言いました。

3人は その瞬間、ひかりに
包まれて

くろいメガネをかけたウサギさんのいる
自動音声のエレベーターの前に
着いていました。

そらは
紺空にしろの紗をかけて
濁り空

あしたも暑い日になるのかな?
みたいにゆらゆら景色がゆれながら
うすい森の
コピーされたようなゲームセンターのパノラマは
よるを しっかり映し出して
時の流れと語っていました。

まほうのランプの部屋の
メンテナンスはそろそろ・・・
始まるのでしょうか?