フライ トウ ザ MOON歩み(177) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
あさ ちゃんと明けていた
明白色のいろ

うすいもりに
アングルを映すと
みずたまりに
小雨のあめんぼのような
足跡
そこにお日さまの
ひかりが当たる

むっとしたしめりけに
にぎやかなお天気の協奏曲が
流れてくる
水無月の下旬を
コピーされたうすいもりの
ゲームセンターのパノラマは
映していた

地下4階のろうそくに
ゆらめいてた カードを宙は
手にすると

"
問題3
皆既日食とは?

お日さま 月様 地球の順番に
並ぶことで 太陽の姿が 月様に
かくされることを言う。

○か ×か?

って
書いてある、

どっちかな~?”
と宙はいいました。

”どっちかな~?”
と小さな男の子は言いました。

”お日さま?
地球? 月様?”
と宙は言いました。

”えと、たしか。
お日さまは 月様より、
大きかったよね。

月様が 太陽の前に出ると~
光が消えて
黒くなる

地球から見ないと
それは、見えないんじゃ~ないかい?”
と小さな男の子は言いました。

” 
大きさくらべは 
月様 地球 お日さまの順で
お日さまが
大きいよね・・・。

太陽と月が重なると
くろい月様から
お日さまが燃えるんだ・・・、
それを地球から
ある地点で見える、


地球が太陽と月の間に入り、
地球の影が月にかかって
月が欠けて見えるのは
月食・・だから、

○・・・だ、”
と宙は言った。

”ファイナルアンサーでよろしいですか?”
とあらしんは
炎に顔を揺らめかせて言った。

”さいごのこたえ?”
とちいさな男の子は言いました。

”そう、さいごのこたえ・・・、”
と○にしました。


すると


どうでしょう?


見事、まほうのランプの絵が
ろうそくにゆらめきながら
浮かび上がりました。


とそれと同時に


宙の持っている2枚のカードと
そのカードが 
ろうそくの光に揺らめいて

その地下4階の 
地下倉庫の 空間で
トライアングルを
作ったかと思うと

ぼっと燃えて
燃えたと思ったら
まほうのランプに変わったのでした。

”宙ちゃん、あれ、
あれが まほうのランプじゃないの?”
と小さな男の子はいいました。

”ん、そうだね、
まほうのランプだ・・・、”
と宙は言いました。

”宙様、ついに
まほうのランプを
お見つけになりました。”
とあらしんは言いました。



まばゆく光るまほうのランプは
ろうそくの炎でゆらめいて
美しく
暖かに
暗闇の 
秘密の地下4階の空間で
ふわふわ 浮いていました。

”やったね、”
と宙たちは、まほうのランプを
見つめ続けていました。

”ここって 2日前、
今クイズを答えているうちに
3日前になった、
もとに 帰れるかな?”
とちいさな男の子はいいました。

”2日前に クイズを2つこなした?
ことになるね。
さ、とりあえずこのまほうのランプと
宝物を持って 上に戻ろう、
日にちはどうやって進められるんだろうね、
とにかく 上に戻ろう・・、”
と宙は言いました。


よる 
ちゃんと暗くなっていただける
うすい森のコピーされた
ゲームセンターのパノラマは、
紺晴れに
うすいしろのくもの紗をかけて
そらに
1つ星を浮かべているのを
映していました。