フライ トウ ザ MOON歩み(175) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
うすぐらいグレイの世界
水無月の・・・、

ぽつぽつと
あめを落とし始めて
コピーされたうすい森の
ゲームセンターのパノラマは
うすぐらくても
学校へ かさをさして向かう 
元気なこどもたちやら

あめで 立ち止まり、
ピンクのかさは ポツンと止まっていたが
バスが来ると
あわてて 
バスまで走りこんでのりこんで
学校へ 向かう養護学校の
女の子を 映していました。

そんなパンラマのはるかかなたの
宇宙の地下倉庫では 
宙たちが
まほうのふしぎなランプの
カードの暗号を 読んでいました。

”2枚目のカード・・・、宙、
なんて 書いてあるの?”
と小さな男の子は言いました。


皆既日食について
ご存じでしょうか?

では、クイズショウです。

このもんだいの答えが正解なら
一問めと同じように
このカードに
まほうのランプが浮びあがります。

では、2択です。

{ 皆既日食が見られるといわれてるのは
9月である。

○か×かで答えてください。}って
書いてあるよ、”
と宙がいいました。

”えっ、オオカミさんが
なんか 言ってたよね。

皆既日食って・・、
むずかしいな、
果たして ○ なんだろうか?
×なんだろうか?”
と小さな男の子は言いました。

”宙は、きっと、あらしんが答えを知ってる
と思うんだ・・・、”
と宙はいいました。

”さようでございます。
実は、宙様の持っている携帯電話を
お借りして
このゲームセンターに
まほうのじゅうたんで 飛んでおられる方に
統計を取ってみることにしましょう。

では、お借りして
メール統計・・・、

・・・と
どうやら × 違うといっているようです。
宙様、しんじられますか?”
とあらしんはいった。

”そうだよね、宙もそう思ったんだ・・・、
そでふり合うも多少の縁・・・、
ともだちよ、泣くんじゃない、
 ×にするよ、”
と宙は言った。

”ファイナルアンサー?でございますか?”
とあらしんが言いました。

”最後の答えでいいな?”
と小さな男の子が言いました。

”百聞は一見にしかず・・、”
と宙はいいました。

”あのぅ、それは~ちょっと意味がずれてるような~
合ってるような~?????”
と小さな男の子は言いました。


そうれ~ ×・・・・。”
と宙は ×にしました。


すると


どうでしょう、
正解というように


2枚目のまほうのランプが
カードに浮き上がりました。


”やった、やった、やったね、”
と宙がよろこんだら
宙の持っている携帯も
喜びをあらわすように
待ち受けに青空を映し出して
2、3回カチカチっと
自動で操作しました。



”見事、宙さま、
まほうのランプのカードの2枚目を
お当てになりました。
おめでとうございます。”
とあらしんは言った。


”じゃ~ 次は最後の3枚目をさがしにいこう、”
と宙はいいました。


”ここは地下倉庫の3階だから
地下倉庫4階に いこう、宙”
と小さな男の子は言いました。


”いこう、いこう、私は元気、
飛ぶのは 大好き、
どんどんいこう、
宙は 月様に 逢いたい・・・、”
と宙は言いました。


そのまほうのランプの宇宙ステイションの
地下倉庫をふわふわういて
階段を地下4階へと
3人は向かいました。
果たして
3枚目のまほうのランプのカードは
みつかりますでしょうか?


そのはるかかなたの
ゲームセンターのパノラマは
もうすっかり、よるのくろを
映していました。

満天は じっとりくるしめりけと
一面にくもは はるものの
紺空をのぞかせて
雨を休ませて
アスファルトをぬらしたまま
風が じっとりそよそよと
吹いている様子を
パンラマは 映し出していました。