フライ トウ ザ NOON歩み(148) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
うすいもりのゲームセンターの
パノラマは
さわやかなそらと
ちょっと探さなければ見つからない
おちゃめなお日さまとかくれんぼ・・・、

冬の頃から
ずいぶん北よりに位置していて
早くから もりを明るくして
すべて 在るものに
色を変えているのを見つけて
映していた



”遠方確認検査
はじめます。

ライト O.K!


では 最初に地球に向けて

蒼い地球をうつします。

はい、映りました。

O,Kです。


次は 日本を映します。

はい、映りました。

O.Kです。


では 次は 富士山を映します。

はい、映りました。

O.Kです。”

とクルーがここまで検査を

進めたときに

また 


”へへへ、へックシュン・・・、”
と宇宙ステイションが
くしゃみをしました。

”ははは、やっぱりくしゃみだ~、”
とクルーがいいました。

そのとたん
宇宙ステイションのライトには
宙が映っていました。

”宇宙ステイションさんも花粉症は
つらいのね・・・、

どうも検査の状態は悪くないようだから
この目薬を 試してみてください。”
と宙はいいました。

”そうしてみるよ・・・、”
とマスクをした宇宙スティションの
クルーはいいました。

目薬をさしてあげると
マスクをした宇宙ステイションは
換気状態がよくなり始め
くしゃみと振動が少しずつ
少なくなっていきました。

”宙ちゃん、ありがとう、
すこしずつ 快方に向かっているようです。
これでここの宇宙ステイションも
ゆれなくなるでしょう。

でも マスクは これからも作っていこうと
思います。”
とクルーは言いました。

”どうやら 治まってきたようね、
よかった、
おっと 残念ながら
ここはタマゴ投げゲーム会場では
なかったようですね。

また 探しにいかなくちゃ・・・、”
と宙はいいました。

”そうだ、宙ちゃん
タマゴ投げゲーム会場を
めざそうよ、”
と小さな男の子は言いました。

”では こことも しばしのお別れ
また会う日まで・・。
ごきげんよう・・。”
そう言って 宙たちは
魔法のそらとぶじゅうたんにのり
マスクをした宇宙ステイションから
離脱して あたらしい空間の宇宙ステイションを
目指すことにしました。

そんなソラのしたの
ゲームセンターのもりのパノラマは
もうくろのよる

深い群青に貼り絵のような
しろい綿雲をところどころ
に浮かばせて
星も月もなにもない
ややひんやりの夜の空を
映していました。