うすいもりのゲームセンターの
パノラマは くもり
きのうのあめで散らした
みどり葉が どうろに
散々している様子を
映し出していました。
魔法のそらとぶじゅうたんの
スティションから
いろいろな 時空の宇宙スティションに
向けて
たくさんの魔法のじゅうたんが
飛び立っていきました。
宙たちは くもにかくれた
宇宙スティションに出逢いました。
”宙ちゃん、この宇宙スティションかな?
タマゴ投げゲーム会場があるのは?”
とちいさな男の子は言いました。
”そうかな?
行ってみようか?”
と宙はいいました。
ふわふわと浮いている
魔法のそらとぶじゅうたんから
デッキのボタンを押して
ドッキングを宙は行いました。
そうすると
宇宙スティションは
フロアを広げ
魔法のそらとぶじゅうたんを
迎え入れました。
そこには、
無重力でなわとびをしている
クルーがいました。
宙たちも浮きながら
”こんにちは、”
とふたりで言いました。
”こんにちは、”
とクルーも言いました。
”ようこそ この宇宙スティションへ
なわとびでもしないかな?”
と聞かれました。
”タマゴ投げゲーム会場を
探しているですが
ここは、違いますか?”
と宙はききました。
”ちがうよ~
きょう ここは2009年5月の母の日
お母さんたちにカーネーションをあげるため
カーネーションを置いてある
宇宙ステイションだよ。
ここでもらっていたひとたちが
お母さんにカーネーションを送って
とても 喜んだ姿が
つぎつぎと
メールで送られてくるところなんだ。
私は
その管理をしている。
どうかね、
君たちも母の日にお母さんに
プレゼントしないかな、
おすすめするよ・・・、”
とクルーは言った。
”え~、ここは 母の日の
宇宙ステイションなの?
何日前の次元の飛び込んだんだろう。
かれこれ 13日ぐらい前に
飛び込んだらしい・・・、”
と宙は言った。
”そうらしいね、”
とちいさな男の子は言いました。
”あ、あのメール 宙ちゃん
おかあさんに メールとプレゼント
送ったときのメールじゃない?
お母さんがうれしそうに
映ってるよ・・・、”
とちいさな男の子は言いました。
”あ、ほんとだ、
おかあさんが映ってる・・、
ここは どうやら
母の日の宇宙ステイションらしい
クルーさん。ありがとう
宙たちは 次へ行きます。
クルーさんも
母の日がんばってくださいね。”
と宙は言って
宙たちは
魔法のじゅうたんを離脱させて
つぎの宇宙ステイションに向かいました。
”次に行こう、
宙ちゃん、”と
ちいさな男の子は言いました。
”そうだね、行こう”
と宙は言いました。
うすいもりのゲームセンターの
パノラマはもう夜になっていました。
小さな透明なさみだれ雨粒を
たくさん落としたあと
アスファルト道路を濃く色を変えて
門灯の光で輝いていました。
そんな風に天井を飾って
映していました。