もりの
カレンダーは 5月に変わりました。
かれこれ いつごろから
ここにいるんでしょう。
そして いつまで
ここにいるのでしょう。
おばあさんの部屋にも
日射しが長く 入ってきて
部屋を明るくしていました。
”さあさ、そうじ そうじ
そうじをしよう。”
と宙がいった。
”お洗濯に フロアクッションの張替えに
掃除機をかけて 服をたたんで~”
と宙は お掃除を
一生けん命しました。
なんとなく 体が浮いてくるような
うきうき気分でした。
”宙ちゃん、えらいね、
ちょいとは
飛べるようになってきたかい?”
とおばあさんがいいました。
”なんとなく 体が軽くなってきたような
気がします。
おばあさん、”
と宙がいった。
おおかみさんといえば
”よおし、そうじをすれば
おなかが空いてくるよな~。
おいらは 焼きうどんをつくるよ・・、
待ってろ・・・、”
とおおかみさんはいいました。
”ま~、宙ちゃん、
たまには のんびりするのも
飛ぶためにも必要なことさ、
ゆっくり 深呼吸~。”
”それが 肝心さ、”
とおばあさんはいいました。
”そうですね、
きょうは、あったかいし
おそうじ日和ですね。
すっきりの部屋は 気持ちがいいですね。”
と宙がいった。
もりは しだいに 暮れていき
半月の月様も
ゆっくりゆっくり
地上を照らして
寒くない ひとときの
そらで 楽しんでいました。