フライ トウ ザ MOON歩み(123) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりの

カレンダーは 5月に変わりました。

かれこれ いつごろから

ここにいるんでしょう。



そして いつまで

ここにいるのでしょう。




おばあさんの部屋にも

日射しが長く 入ってきて

部屋を明るくしていました。




”さあさ、そうじ そうじ
そうじをしよう。”
と宙がいった。

”お洗濯に フロアクッションの張替えに

掃除機をかけて 服をたたんで~”
と宙は お掃除を
一生けん命しました。



なんとなく 体が浮いてくるような
うきうき気分でした。

”宙ちゃん、えらいね、
ちょいとは
飛べるようになってきたかい?”
とおばあさんがいいました。


”なんとなく 体が軽くなってきたような
気がします。
おばあさん、”
と宙がいった。



おおかみさんといえば
”よおし、そうじをすれば
おなかが空いてくるよな~。

おいらは 焼きうどんをつくるよ・・、

待ってろ・・・、”
とおおかみさんはいいました。



”ま~、宙ちゃん、
たまには のんびりするのも
飛ぶためにも必要なことさ、

ゆっくり 深呼吸~。”


”それが 肝心さ、”
とおばあさんはいいました。



”そうですね、
きょうは、あったかいし
おそうじ日和ですね。

すっきりの部屋は 気持ちがいいですね。”
と宙がいった。


もりは しだいに 暮れていき

半月の月様も

ゆっくりゆっくり

地上を照らして

寒くない ひとときの

そらで 楽しんでいました。